運行管理者(貨物)の過去問
平成30年度 第1回
実務上の知識及び能力 問42

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問題

平成30年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

事業用自動車の運転者の健康管理に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

事業者は、脳血管疾患の予防のため、運転者の健康状態や疾患につながる生活習慣の適切な把握・管理に努めるとともに、これらの疾患は定期健康診断において容易に発見することができることから、運転者に確実に受診させている。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

②の不適が解答となります。

健康診断の受診は運転手の健康管理に必要な手段ではありますが、残念ながら脳血管疾患などは定期健康診断では見つけることは容易ではありません。

運転業務に起因する病気として生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群(SAS)・アルコール依存症などがあります。

これらの病気は早期であれば改善が見込められるものも多く、日々の生活習慣や食生活で変えられるものも多いので、ぜひ運転手さんと共有しましょう。

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02

正解は 2 .不適です。

<解説>

労働安全衛生規則(昭和四十七年労働省令第三十二号)(定期健康診断)第四十四条(以下抜粋)

事業者は、常時使用する労働者(第四十五条第一項に規定する労働者を除く。)に対し、一年以内ごとに一回、定期に、次の項目について医師による健康診断を行わなければならない。

 既往歴及び業務歴の調査

 自覚症状及び他覚症状の有無の検査

 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査

 胸部エックス線検査及び喀痰かくたん検査

 血圧の測定

 貧血検査

 肝機能検査

 血中脂質検査

 血糖検査

 尿検査

十一 心電図検査」

上記の通り定められております。

しかし、脳血管疾患の精密検査は含まれておりませんので、脳血管疾患を定期健康診断で容易に発見できるわけではありません。

よって2 .不適が正解です。

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03

事業用自動車の運転者の健康管理に関して、問題を見ながら解説します。

選択肢1. 適

誤りです。

定期健康診断で発見することは、容易ではありません

選択肢2. 不適

正しいです。

定期健康診断で発見することは、容易ではありません

まとめ

事業用自動車の運転者の健康管理に関して、認識を良く深めておきましょう。

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