運行管理者(貨物)の過去問
令和2年度 CBT
労働基準法関係 問19
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問題
令和2年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
労働基準法に定める労働時間及び休日等に関する次の記述のうち、【誤っているものを1つ】選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
- 労働時間は、事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する。
- 使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少くとも30分、8時間を超える場合においては少くとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
- 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも1回の休日を与えなければならない。ただし、この規定は、4週間を通じ4日以上の休日を与える使用者については適用しない。
- 使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
②が解答となります。
1 .労働時間は、事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する。
→正しいです。
事業場を異にする場合というのは
同じ会社のA営業所で3時間勤務 → その後B営業所に出向し5時間勤務
をするようなケースです。
この場合は、その日は8時間の労働時間が発生という事になります。
2 .使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少くとも30分、8時間を超える場合においては少くとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
→青字部分に誤りがあります。
休憩時間は、労働時間の長さにより、与えるべき時間が決まっています。
6時間 ~ 8時間以内 = 少なくとも45分
8時間を超える場合 = 少なくとも1時間 となります。
3 .使用者は、労働者に対して、毎週少くとも1回の休日を与えなければならない。ただし、この規定は、4週間を通じ4日以上の休日を与える使用者については適用しない。
→正しいです。
休日は労働者にとって、業務から離れ心身の疲労回復や
プライベートで使うための時間となります。
休日の定めとしては
・毎週少なくとも1回
・4週間を通じて、4日以上の休日 このどちらかになります。
4 .使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
→正しいです。
有給休暇の支給方法は
・雇入れ(入社)から6カ月継続で勤務をし全労働日の8割以上出勤
→10日分の有給休暇を支給
以降は勤続年数により、定められた日数の有給休暇が付与されます。
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02
労働時間に関する問題です。実務で必要ですので絶対に覚えましょう。
誤っているものは「使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少くとも30分、8時間を超える場合においては少くとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。」です。
違う事業所で労働時間を加算しなかったら...おそろしい事です。
8時間で60分の休息ですから、比例して6時間で45分になります。
他の選択肢はすべて正しいです。
週1日の休みで労働者を使う場合は、連続勤務は6日までです。注意です。
雇用を開始して半年経過+8割以上出勤の場合は10日の有休を支給しなければなりません。
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03
労働基準法における労働時間及び休日等に関する問題です。
労基法は覚えておかなければならない日数が数多くあります。
正しい。
会社内であれば、労働する事業場が変わっても労働時間は通算されます。
誤りです。
労働時間が8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を与えなければならない。
が正解となります。
正しい。
記述の通り、使用者は1週間に1回あるいは4週間に4日以上の休日を与えなければなりません。
正しい
記述の通りです。
6ヶ月間の継続勤務・全労働日の8割以上出勤・10労働日の有給休暇
セットで覚えておきましょう。
有給休暇取得の要件は数字を変えて出題されることがあります。
その場になって焦らなくてもいいように覚えておきましょう。
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