運行管理者(貨物)の過去問
令和2年度 CBT
実務上の知識及び能力 問29
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問題
令和2年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
荷主から貨物自動車運送事業者に対し、往路と復路において、それぞれ荷積みと荷下ろしを行うよう運送の依頼があった。これを受けて運行管理者は下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の1~3の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては、<運行計画>及び各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
<運行計画>
B地点から、重量が5,500キログラムの荷物をC地点に運び、その後、戻りの便にて、D地点から5,250キログラムの荷物をF地点に運ぶ行程とする。当該運行は、最大積載量6,250キログラムの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運行においてC地点に11時50分に到着させるためにふさわしいA営業所の出庫時刻( ア )について、次の中から【正しいものを1つ】選びなさい。
<運行計画>
B地点から、重量が5,500キログラムの荷物をC地点に運び、その後、戻りの便にて、D地点から5,250キログラムの荷物をF地点に運ぶ行程とする。当該運行は、最大積載量6,250キログラムの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運行においてC地点に11時50分に到着させるためにふさわしいA営業所の出庫時刻( ア )について、次の中から【正しいものを1つ】選びなさい。
- 7時30分
- 7時40分
- 7時50分
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この過去問の解説 (3件)
01
①が解答となります。
アは出庫時間を示しているため、前半の到着時間(11:50)から往路の間に掛かる時間を遡って、求めていきます。
時間を求める基本は「距離 ÷ 速度」で求めます。
・A営業所 → B地点まで 0:20
10km ÷ 時速30km = 0.3…(時間)
0.3時間×60(分に変換) = 20分
・B地点 = 荷積み 0:20
・B地点 → C地点
245km ÷ 70km = 3.5(時間)
=3時間30分
※中間地点にて10分休憩がある為、3時間40分の時間とします。
それぞれの時間を含め、11:50分から戻していきます。
11:50 - 3:40 - 0:20 - 0:20 = 7:30
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02
計算問題です。C地点から逆算で計算できます。
C地点の到着が11:50ですのでB地点の出発時刻を計算します。245kmを70km/hですから3:30必要です。(注)の通り休憩時間はカウントしてないので+休憩時間の0:10を加算します。
したがってB地点の出発時刻は8:10になります。(11:50-3:40=8:10)
次にB地点の到着時刻は荷積時間が0:20ですので7:50になります。(8:10-0:20=7:50)
最後にA地点の出庫時刻は10kmを30km/hで走りますので、0:20必要です。
7:50-0:20で7:30となります。
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03
計算問題は必ず出題されます。
覚えておくべき数式は多くはありません。
正しい
A-B 10/30 × 60=20分
B地点 20分
B-C 247/70=3.5時間
中間地点での休憩 10分
合計 20分+20分+3.5時間+10分
=4時間20分
よって、11時50分-4時間20分=7時30分
誤り
A-C間の所要時間は4時間20分なので、
7時40分に出発したら11時50分には到着しない。
誤り
A-C間の所要時間は4時間20分なので、
7時50分に出発したら11時50分には到着しない。
距離と時速から時間を求める数式は
時間=距離/速度
この数式を覚えておいて下さい。
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