運行管理者(貨物)の過去問
令和4年度 CBT
道路運送車両法関係 問12
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問題
令和4年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 道路運送車両法関係 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、【誤っているものを1つ】選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
- 路線を定めて定期に運行する一般乗合旅客自動車運送事業用自動車に備える旅客が乗降中であることを後方に表示する電光表示器には、点滅する灯火又は光度が増減する灯火を備えることができる。
- 自動車に備えなければならない後写鏡は、取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上2.0メートル以下のものは、当該部分が歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝できる構造でなければならない。
- 自動車に備えなければならない非常信号用具は、夜間200メートルの距離から確認できる赤色の灯光を発するものでなければならない。
- 自動車(大型特殊自動車、小型特殊自動車を除く。)の車体の外形その他自動車の形状については、鋭い突起がないこと、回転部分が突出していないこと等他の交通の安全を妨げるおそれがないものとして、告示で定める基準に適合するものでなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての問題でしたね。
この問題は、普段運送業をしている人は、必ず知っておいた方がいいでしょう。
この選択肢は正しいです。
お客さんが乗り降りしていることを知らせなければならないので、後方に見えるように灯火を備える必要がありますね。
なので、電光表示器には、点滅する灯火又は光度が増減する灯火を備えることができるのです。
この選択肢が誤りです。
後写鏡は取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上2.0メートル以下という部分が誤りです。
地上1.8メートル以下となっていたら正しかったですね。
この選択肢は正しいです。
赤色の灯光は、発煙筒などですね。
この選択肢は正しいです。
文章の通りですね。
交通の安全を妨げるおそれがないものとして、告示で定める基準に適合するものでなければならないですね。
後写鏡の問題はよく出るので、必ず覚えましょう。
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02
道路運送車両法の定める保安基準の内容は多岐にわたりますが、運行管理者試験では要点を中心に問われます。自分の知らない知識が出てきても、学習した要点をしっかり理解していれば正解にたどり着くこともできます。
正解です。
一般乗合旅客自動車運送事業用自動車の電光表示器は点滅する灯火又は光度が増減する灯火を備えることができます。
誤りです。
後写鏡に関する規定では、「地上2.0メートル以下」ではなく「地上1.8メートル以下」と定められています。人間の背の高さをイメージして数字を覚えるようにしてみてください。
正解です。
非常信号用具(いわゆる発煙筒)は夜間200メートルの距離から確認できる赤色の灯火を発するものであることが求められています。
正解です。
大型特殊自動車、小型特殊自動車を除いては、選択肢の説明の通りとなります。
道路運送車両法の定める保安基準の問題では数字について問われることが多く見られます。「一般乗合旅客自動車運送事業用自動車の電光表示器」や「自動車の車体の外形その他自動車の形状」についても知識がなくても、よく問われる項目の数字をしっかり理解していれば本問も慌てることなく正しい選択肢を選ぶことができます。
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03
道路運送車両法の保安基準に関連する問題です。車両の形状などでもろもろの制約がありますので、抑えておきましょう。
点滅する灯火又は光度が増減する灯火は原則備えてはならないものとされていますが、例外として定められた中に一般乗合旅客自動車運送事業用自動車の電光表示器とありますので、この説明は正しいです。
衝撃を鑑賞させるような構造にしなければならないのは、自動車の屋外側から突出している部分の最下部が地上1.8m以下の後写鏡とされています。そのため、この説明は誤っています。
保安基準で、非常信号用具は夜間200m離れた距離から確認できるものであると定められているため、この選択肢は正解です。
大型特殊、小型特殊を除いては、上記説明文の通り自動車の計上では鋭い突起と回転部分の突起のいずれもないようにする必要があります。そのため、この説明文は正解です。
安全な運行の確保のため、保安基準に適合する安全な車両であることが、整備管理者が運行を可能と判断するための材料となります。その基準の頻出部分は抑えましょう。
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