運行管理者(貨物)の過去問
令和4年度 CBT
労働基準法関係 問20_1
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問題
令和4年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問20_1 (訂正依頼・報告はこちら)
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等に関する次の文中、Aに入るべき字句として【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
拘束時間は、1ヵ月について( A )を超えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6ヵ月までは、1年間についての拘束時間が( B )を超えない範囲内において、( C )まで延長することができる。
※ 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)は、令和4年12月23日に改正され、令和6年4月1日に施行されました。
この設問は、令和4年度に出題された設問になります。
<参考>
- 293時間
- 296時間
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この過去問の解説 (3件)
01
貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等に関する問題ですね。
この選択肢は正しいです。
拘束時間は、1ヵ月について293時間を超えないものとすることとなっているからです。
この選択肢は誤りです。
1ヵ月について293時間を超えないものとすることとなっているので、誤りですね。
法改正が行われているので、この問題は試験でも出る確率は高いと思われます。
なので、しっかり覚えておきましょう。
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02
長時間労働になりやすい自動車運転者の労働時間などの労働条件の向上を図ることを目的として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」が定められています。一般的には「改善基準告示」と言いますが、自動車運転者の働き方を決めるルールなので、運行管理者試験の労働基準法関係の問題では必ずと言っていいほど出題されます。
正解です。
※令和5年度以前の基準
なお、令和6年4月1日以降は新しい拘束時間の基準が適用され、284時間以内とされています。
誤りです。
重要な数字ですので、必ず覚えるようにしましょう。
令和6年4月1日より新しい改善基準告示が施行されています。いわゆる「物流2024年問題」に直結する規定ですので、最近の物流行政の最もホットなテーマの1つと言えます。
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03
いわゆる改善告示基準といわれる、トラックドライバーの拘束時間、1日の拘束時間や休息時間などを定めたものに関する問題です。
この選択肢は正しいです。
出題時、改正告示基準では運転手の1か月の拘束時間上限は原則293時間と定められていたので、この選択肢はあやまりです。
法改正で2024年に改正されて原則284時間となっています。長時間労働への対応が厳格になり、今後も法改正がないとは言えないので、チェックしておきましょう。
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