運行管理者(貨物)の過去問
令和4年度 CBT
実務上の知識及び能力 問29_1
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問題
令和4年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問29_1 (訂正依頼・報告はこちら)
運行管理者は、荷主からの運送依頼を受けて、下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては、<運行計画>及び選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
<運行計画>
A地点から、重量が5,250キログラムの荷物をB地点に運び、その後、戻りの便にて、C地点から5,000キログラムの荷物をD地点に運ぶ行程とする。当該運行は、最大積載量6,000キログラムの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
E料金所からF料金所までの間の高速自動車国道(本線車道に限る。以下同じ。)の運転時間を2時間、及びG料金所からH料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を2時間30分と設定したことは、道路交通法令に定める制限速度に照らし適切か否かについて、【正しいものを1つ】選びなさい。
<運行計画>
A地点から、重量が5,250キログラムの荷物をB地点に運び、その後、戻りの便にて、C地点から5,000キログラムの荷物をD地点に運ぶ行程とする。当該運行は、最大積載量6,000キログラムの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
E料金所からF料金所までの間の高速自動車国道(本線車道に限る。以下同じ。)の運転時間を2時間、及びG料金所からH料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を2時間30分と設定したことは、道路交通法令に定める制限速度に照らし適切か否かについて、【正しいものを1つ】選びなさい。
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この過去問の解説 (3件)
01
運行計画についての問題です。
この選択肢は正しいです。
最大積載量6,000キログラムの貨物自動車での高速道路の法定速度は最高80kmとなっています。
なので、140km÷2時間=70km
175km÷2.5時間=70kmです。
よって、法定速度内です。
この選択肢は誤りです。
最大積載量6,000キログラムの貨物自動車での高速道路の法定速度は最高80kmとなっています。
なので、140km÷2時間=70km
175km÷2.5時間=70kmです。
よって、法定速度内です。
問題が難しく見えるので、一瞬解くのをやめてしまいそうな問題ですね。
何度も問題集を解くことによって、慣れてくるので、何度も取り組みましょう。
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02
この問題は、高速道路での制限速度に関するものです。制限速度は車種により異なるので、今回の車種では最大時速がどのようになっているのか確認し、事例が基準を満たしているか確認しましょう。
E料金所からF料金所、G料金所からH料金所とも、時速70kmです。
E→F:140km÷2h=70km/h G→H:175km÷2.5h=70km/h
最大積載量が5トン以上のトラックであるこの事例では、高速道路での最大速度は時速80kmとなり、高速道路走行部分の運行計画は適切です。そのため、この選択肢は適切です。
E料金所からF料金所、G料金所からH料金所とも、時速70kmです。
E→F:140km÷2h=70km/h G→H:175km÷2.5h=70km/h
最大積載量が5トン以上のトラックであるこの事例では、高速道路での最大速度は時速80kmとなり、高速道路走行部分の運行計画は適切です。そのため、この選択肢は誤りです。
車種により高速道路での最大速度が異なります。特に最大積載量が5t以上の大型車両は時速80kmと制限されるので、抑えておきましょう。
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03
道路交通法に高速道路の最高速度に関する規定があります。問題文は長いですが、求められている事項を読み取り、落ち着いて学習した知識を記憶から呼び出せばすぐに正誤が判断できます。
正解です。
道路交通法では大型トラック、中型トラック(車両総重量8t以上、最大積載量5t以上)、トレーラ(連結車)の最高速度は80km/hと定められています。問題文では「最大積載量6,000キログラムの貨物自動車」との記載がありますので、80km/h以下であれば問題ありません。
また、問題文で求められる2つの高速自動車国道の走行速度を計算すると下記の通りとなります。
E料金所からF料金所までの間:140km÷2時間(h)=70km/h
G料金所からH料金所までの間:175km÷2.5時間(h)=70km/h
よって、両区間とも制限速度以内ですので、「適切」と言えます。
誤りです。
道路交通法では大型トラック、中型トラック(車両総重量8t以上、最大積載量5t以上)、トレーラ(連結車)の最高速度は80km/hと定められています。問題文では「最大積載量6,000キログラムの貨物自動車」との記載がありますので、80km/h以下であれば問題ありません。
また、問題文で求められる2つの高速自動車国道の走行速度を計算すると下記の通りとなります。
E料金所からF料金所までの間:140km÷2時間(h)=70km/h
G料金所からH料金所までの間:175km÷2.5時間(h)=70km/h
よって、両区間とも制限速度以内ですので、「不適切」とは言えません。
長文問題は分量が多く、取り組みたくない!と思ってしまうかもしれません。ただし、本問のように問われていること自体は意外とシンプルで難易度も低い可能性がありますので、頑張ってアタックしてみてください。長文問題は、食わず嫌いで終わるのではなくチャレンジすることが大事です。
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