運行管理者(貨物)の過去問
令和4年度 CBT
実務上の知識及び能力 問29_3
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問題
令和4年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問29_3 (訂正依頼・報告はこちら)
運行管理者は、荷主からの運送依頼を受けて、下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては、<運行計画>及び選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
<運行計画>
A地点から、重量が5,250キログラムの荷物をB地点に運び、その後、戻りの便にて、C地点から5,000キログラムの荷物をD地点に運ぶ行程とする。当該運行は、最大積載量6,000キログラムの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運行の連続運転時間の中断方法について「改善基準告示」に照らし、違反しているか否かについて、【正しいものを1つ】選びなさい。
<運行計画>
A地点から、重量が5,250キログラムの荷物をB地点に運び、その後、戻りの便にて、C地点から5,000キログラムの荷物をD地点に運ぶ行程とする。当該運行は、最大積載量6,000キログラムの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運行の連続運転時間の中断方法について「改善基準告示」に照らし、違反しているか否かについて、【正しいものを1つ】選びなさい。
- 違反していない
- 違反している
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この過去問の解説 (3件)
01
改善基準告示に連続運転時間と中断方法に関する規定があります。問題文は長いですが、求められている事項を読み取り、落ち着いて学習した知識を記憶から呼び出せばすぐに正誤が判断できます。
誤りです。
改善基準告示においては、連続運転時間は4時間以内とされ、運転の中断時には30分以上の休憩等を与える必要があります。
※2024年4月以前は荷積み・荷下ろしも休憩”等”には含まれていましたが、2024年4月以降では(原則として)「休憩」とされました。
また、問題文の運転計画から連続運転時間を計算すると、D地点到着時には4時間を超過していることが分かります。つまり、連続運転時間のルールの”4時間以内”を満たしていません。
よって、改善基準告示違反となりますので、「違反していない」とは言えません。
正解です。
改善基準告示においては、連続運転時間は4時間以内とされ、運転の中断時には30分以上の休憩等を与える必要があります。
※2024年4月以前は荷積み・荷下ろしも休憩”等”には含まれていましたが、2024年4月以降では(原則として)「休憩」とされました。
また、問題文の運転計画から連続運転時間を計算すると、D地点到着時には4時間を超過していることが分かります。つまり、連続運転時間のルールの”4時間以内”を満たしていません。
よって、改善基準告示違反となりますので、「違反している」と言えます。
長文問題は分量が多く、取り組みたくない!と思ってしまうかもしれません。ただし、本問のように問われていること自体は意外とシンプルで難易度も低い可能性がありますので、頑張ってアタックしてみてください。長文問題は、食わず嫌いで終わるのではなくチャレンジすることが大事です。
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02
連続運転時間の中断方法、休憩等のはさみ方に関する質問です。基本的な内容ですが、応用問題になると難しく見えるので基準を正確にとらえて解いていきましょう。
連続運転時間4時間に対し、30分以上の休憩等を取る必要があります。(この問題の出題時)
30分の休憩は、1回10分以上であれば分割でも可能です。
この問題では、C地点の荷積み後からD地点の荷下ろしまで、運転時間4時間10分に対して休憩15分となっており、基準を超えており違反となりますので、この選択肢は誤りです。
連続運転時間4時間に対し、30分以上の休憩等を取る必要があります。(この問題の出題時)
30分の休憩は、1回10分以上であれば分割でも可能です。
この問題では、C地点の荷積み後からD地点の荷下ろしまで、運転時間4時間10分に対して休憩15分となっており、基準を超えており違反となりますので、この選択肢は適切です。
2024年の改正で、問題児は休憩等として認められていた荷積み荷下ろし等の運転外業務の時間は休憩とみなされず、純粋な休憩時間のみを4時間の連続運転時間に対して30分以上設けることとなりました。注意しましょう。
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03
連続運転時間の中断方法についての問題です。
この選択肢は誤りです。
連続運転は4時間以内に30分以上の休憩をとる必要があるからです。
4時間以内に分割して休憩を30分取る方法もあります。
D地点で、連続運転は4時間10分です。
4時間経過時点で30分休憩が取れていないので、違反しています。
この選択肢は正しいです。
連続運転は4時間以内に30分以上の休憩をとる必要があるからです。
4時間以内に分割して休憩を30分取る方法もあります。
D地点で、連続運転は4時間10分です。
4時間経過時点で30分休憩が取れていないので、違反しています。
4時間経過時に30分以上の運転中断時間が取れていないと、違反になります。
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