運行管理者(貨物) 過去問
令和5年度 CBT
問38 (実務上の知識及び能力 問6)
問題文
自動車の運転等に関する次の記述のBに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。
フット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱してその熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することによりブレーキが正常に作用しなくなり制動力が低下することを( B )という。
フット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱してその熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することによりブレーキが正常に作用しなくなり制動力が低下することを( B )という。
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問題
運行管理者(貨物)試験 令和5年度 CBT 問38(実務上の知識及び能力 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
自動車の運転等に関する次の記述のBに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。
フット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱してその熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することによりブレーキが正常に作用しなくなり制動力が低下することを( B )という。
フット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱してその熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することによりブレーキが正常に作用しなくなり制動力が低下することを( B )という。
- フェード現象
- べーパー・ロック現象
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は【べーパー・ロック現象】です。
長くて急な下り坂(山道等)でフットブレーキを多用すると、ブレーキ周りが熱を持ち、その熱がブレーキフルード(液)に伝わり、液体が沸騰することで気泡が発生します。この気泡によってブレーキが正常に動作しなくなる現象のことです。
冒頭の解説の通り、誤った内容です。
ちなみにフェード現象とは、同じようにブレーキを多用することで、ブレーキパッドが非常に高温になり、ブレーキローターの間にガス膜ができることで、ブレーキが正常に動作しなくなる現象です。
冒頭の解説の通り、正しい内容です。
昔はMT車が多かったので、エンジンブレーキを使用することで、フットブレーキを多用する必要もありませんでしたが、最近はトラックにおいてもAT車が増えてきており、わざわざギアを落としてエンジンブレーキを使うという意識をする人が少なくなってきているように思います。
フットブレーキのみならず、エンジンブレーキ、トラックにおいては排気ブレーキ等を使いこなしながら、安全に坂道を下っていけるといいですね。
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02
B に入るのは べーパー・ロック現象 です。
ブレーキ液が熱で沸騰し、気泡ができて油圧が伝わらなくなる状態を指します。
ドラムやディスク、ライニングが過熱し、摩擦係数が下がって制動力が落ちる現象です。
油圧は正常に伝わりますが、摩擦が弱まり効きが甘くなります。
記述は「ブレーキ液に気泡が発生」とあるため内容が一致しません。
ブレーキの連続使用で熱がブレーキ液に伝わり、液が部分的に沸騰して泡が生じ、油圧が遮られてペダルを踏んでも効かなくなる現象です。問題文の説明と合致します。
フェード …摩擦面の過熱でブレーキが滑る
べーパー・ロック …ブレーキ液の沸騰で油圧が途切れる
今回は「液内に気泡が発生し制動力が低下する」という条件から、べーパー・ロック現象が適切でした。
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