管理栄養士の過去問
第28回
応用栄養学 問100

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

成人期に比較して高齢期に起こる身体的・生理的機能の変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 膵液分泌量は、増加する。
  • 血中コルチゾールは、上昇する。
  • 食道の蠕動運動は、増大する。
  • 血中副甲状腺ホルモン(PTH)は、低下する。
  • 消化管筋層は、薄くなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

1 加齢により生理機能が低下するため、膵液の分泌量は低下します。

2 コルチゾールは副腎皮質より分泌されるホルモンで、肝臓での糖新生を促します。

これは、加齢による分泌量の変化がほとんど見られません。

3 食道の蠕動運動は、鈍化します。

4 高齢期ではカルシトニンの力が弱まり、PTHの力が強まるため、骨吸収がすすみ骨粗鬆症のリスクが高まります。

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02

正解は 5 です。

1、 高齢期では、生理機能が低下するため、膵液を含めた消化液の分泌量は低下します。

2、 コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。コルチゾールの血中量は、加齢による変化はほとんどありません。

3、 食道の蠕動運動は、加齢に伴い低下します。

4、 高齢期では、腎臓でのカルシウム再吸収能が低下するため、血中カルシウム量が減少します。これにより、血中副甲状腺ホルモン(PTH)は増加します。骨吸収が促進されるため、骨粗鬆症のリスクが高まります。

5、 文章通りです。
高齢期では、消化管筋層は粘膜とともに萎縮します。

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03

正解は 5 です。

応用栄養学/高齢期からの出題です。

1.加齢に伴い消化液分泌は低下するので、膵液分泌量も低下します。

2.血中コルチゾールはほとんど変化が見られません。

3.食道の蠕動運動は低下します。

4.副甲状腺ホルモンの分泌量が増加して、骨吸収が亢進する現象が見られます。

5.記載の通りです。

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