管理栄養士の過去問
第28回
公衆栄養学 問155

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問155 (訂正依頼・報告はこちら)

栄養士法に規定する管理栄養士業務に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行う。
  • 健康の保持増進のための栄養の指導を行う。
  • 販売の用に供する食品の収去を行う。
  • 業務分野に応じた専門資格名称が規定されている。
  • 栄養の指導は、業務独占であると規定されている。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.○ 栄養士法第1条では「管理栄養士とは厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導…」とされています。

2.○ 栄養士法第1条「…健康の保持増進のための栄養の指導並びに…を行うことを業とする者をいう。」とされています。

3.× 食品衛生監視員の業務です。

4.× 業務分野に応じた専門資格名称は規定されていません。

5.× 栄養の指導は、名称独占であり業務独占ではありません。

よって正解は1,2です。


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02

1.栄養士法の第5条5において、「管理栄養士は傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行うに当たっては、主治の医師の指導を受けなければならない。」と定められています。よって1は正しい答えとなります。

2.栄養士法において、「管理栄養士は健康の保持増進のための栄養の指導を行う者」として位置付けられています。よって2も正しい答えとなります。

3.栄養士法ではなく、食品衛生法に規定されています。また、管理栄養士の業務ではなく、食品衛生監視員が行う業務です。

4.業務分野に応じた専門資格名称は規定されていません。

5.栄養の指導は、業務独占ではなく、名称独占であると規定されています。業務独占とは、その資格を持っている者だけがその業務を行えることを指しますので管理栄養士は含まれず、医師や看護師などがそれに当たります。管理栄養士の業務は資格を持っていなくても業務を行うことはできますが、管理栄養士ではない人が管理栄養士だと名乗ることはできませんので、名称独占にあたります。

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