管理栄養士の過去問
第27回
食べ物と健康 問68

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問題

第27回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

特定保健用食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 特定保健用食品の許可基準は、食品衛生法に基づいている。
  • 安全性を評価するヒト試験は、消費者庁が行う。
  • 規格基準型特定保健用食品は、消費者庁事務局の審査で許可される。
  • 「高コレステロール血症のリスクを低減する」との表示が許可されている。
  • 錠剤型、カプセル型をしていない食品であることが求められる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

食べ物と健康/食品の表示と規格基準からの出題です。

1.特定保健用食品の許可基準は、健康増進法に基づいています。

2.安全性を評価するヒト試験は、食品安全委員会が行います。

3.正しい記載です。

4.疾病リスク低減表示が認められているのは、現在カルシウム(骨粗鬆症)と葉酸(神経管閉鎖障害を持つ子供が生まれるリスク)のみです。

5.錠剤型やカプセル型も認められています。

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02

1.特定保健用食品の許可基準は、食品衛生法ではなく、健康増進法に基づいています。

2.安全性を評価するヒト試験は、消費者庁ではなく、内閣府の食品安全委員会が行います。

3.特定保健用食品のなかでも、これまでの許可件数が多く科学的根拠が裏付けられているもので、消費者委員会での個別審査を行わなくても許可できるものに限り、新たに規格基準を作成し、事務局(消費者庁 食品表示課)において、規格基準に適合しているかどうかの審査のみを行い、許可等手続きの迅速化を図ることとされました。
この規格基準を満たすものとして許可等を受けたものを規格基準型特定保健用食品といいます。
よって、正しい答えとなります。

4.「高コレステロール血症のリスクを低減する」との表示は許可されていません。
疾病リスク低減表示が認められているのは、「若い女性のカルシウム摂取と将来の骨粗鬆症になるリスクの低減」と「女性の葉酸摂取と神経管閉鎖障害をもつ子どもが生まれるリスクの低減」の表示のみです。

5.錠剤型、カプセル型の形態をしている食品も認められています。

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03

正解は 3 です。

1:特定保健用食品の許可基準は、健康増進法に基づいています。

2:安全性を評価するヒト試験は、申請者側が行います。

4:特定保健用食品(疾病リスク低減表示)で表示が許可されているのは、カルシウム摂取による骨粗鬆症のリスク低減と、葉酸摂取による神経管閉鎖障害の子が産まれるリスク低減に関してです。
高コレステロール血症のリスク低減表示は許可されていません。

5:錠剤やカプセルの形態も認められています。

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