管理栄養士の過去問
第27回
栄養教育論 問115

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問題

第27回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問115 (訂正依頼・報告はこちら)

食事バランスガイドに基づく、何をどれだけ食べたらよいかに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 主食は、主菜と同量のサービング(SV)を目標とする。
  • 菓子パンは、主食としてサービング(SV)を数える。
  • 100%野菜ジュースは、副菜としてサービング(SV)を数える。
  • 果物は、1日1サービング(SV)を目標とする。
  • 主菜の主材料は、肉、魚、卵、乳製品である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

1:主食は5~7、主菜は3~5サービング(SV)を目標とします。

2:菓子パンは、主食ではなく菓子として分類されます。食事バランスガイドのコマのヒモの部分にあたり、楽しく適度に摂取することが勧められています。

4:果物は、1日2サービング(SV)を目標とします。

5:主菜の主材料は、肉、魚、卵、大豆料理です。牛乳・乳製品は別にカテゴリーされており、1日2サービング(SV)を目標としています。

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02

◎食事バランスガイド
平成17年に厚生労働省と農林水産省によって策定された、「何を」「どれだけ」食べたらよいのか具体的にイラストで示したものです。食事で摂取する量をサービング(SV)として簡潔に感覚的に理解できるように料理で表現されています。

主食は5~7SV、副菜は5~6SV、主菜は3~5SV、牛乳・乳製品は2SV、果物は2SVを目標にします。
菓子・嗜好飲料は、コマの紐の部分として「楽しく、適度に」と表現されています。

1. 主食のサービングは5~7SV、主菜は3~5SVを目標とするので誤となります。

2. 菓子パンは菓子類に分類されるので誤となります。菓子・嗜好飲料は「楽しく、適度に」と表現されサービングは決まっていません。

3. 100%野菜ジュースは飲んだ重量の半分量を「野菜」として扱うので副菜に分類します。野菜ジュース200mlを1SVとします。果汁100%ジュースも飲んだ重量の半分量を「果物」として扱います。よって正となります。ただし、100%の野菜・果物ジュースはあくまでも補助的なものとして考え、野菜や果物そのものの摂取が減らないように注意が必要です。

4. 果物は1日2SVを目標とするので誤となります。

5. 主菜の主材料は肉、魚、卵、大豆製品であるので誤となります。乳製品は主菜ではなく牛乳・乳製品に分類されます。

よって正解は、3. となります。

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03

正解は 3 です。

栄養教育論/栄養教育マネジメントからの出題です。

1:主食は5~7サービング(SV)、主菜は3~5サービング(SV)です。

2:菓子パンは嗜好品として考え、ヒモにあたる200kcal以内を目安として考えます。

3:文章の通りです。ただし重量をそのままでカウントするのではなく、半分に換算してサービング(SV)を決めます。

4:果物は1日2サービング(SV)を目標とします。

5:主菜の主材料には肉・魚・卵以外にも、大豆や大豆製品があります。

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