管理栄養士の過去問
第26回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問49
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
自己免疫疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- シェーグレン症候群では、唾液分泌が増加する。
- 全身性エリテマトーデスは、日光浴で寛解する。
- 橋本病では、皮膚が湿潤になる。
- 強皮症では、食道蠕動が低下する。
- 関節リウマチは、成人になると治癒する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.全身性エリテマトーデスは、全身に及ぶ炎症疾患で、主に皮疹がみられます。日光浴や紫外線を浴びることで、症状は悪化すると考えられています。
3.橋本病では、皮膚は乾燥するようになります。
4.強皮症では、食道の粘膜下層や平滑筋層に繊維化がみられるようになり、蠕動運動は低下するので嚥下障害が起こります。
よって、正しい答えとなります。
5.関節リウマチは、成人になっても治癒しません。
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02
強皮症は皮膚や内臓が硬化します。
食道蠕動が低下し、逆流性食道炎を起こします。
1.シェーグレン症候群では、涙腺や唾液腺の分泌が低下します。
2.全身性エリテマトーデスは、強い日光で症状が悪化することがあります。
3.橋本病では、甲状線機能低下により皮膚が乾燥します。
5.関節リウマチは、20~50歳の女性に多く発症します。
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03
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/免疫、アレルギーからの出題です。
1:シェーグレン症候群は涙腺、唾液腺に起こる臓器特異的自己免疫疾患ですので、唾液分泌が低下します。
2:全身性エリテマトーデスでは、日光過敏症を伴うことが多くあります。
3:橋本病では甲状腺機能低下によって皮膚の乾燥がみられます。
4:記載の通りです。皮膚や内臓が硬くなることで食道の下部が硬くなり蠕動が低下します。
5:関節リウマチは成人に発症することが多い疾患です。
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