管理栄養士の過去問
第26回
食べ物と健康 問57
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
特定保健用食品の関与成分とその作用に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- キシロオリゴ糖は、血圧を低下させる作用がある。
- キシリトールは、血中の中性脂肪値を低下させる作用がある。
- アラビノースは、血中のコレステロール値を低下させる作用がある。
- カゼインホスホペプチドは、カルシウム吸収を促進する作用がある。
- ラクトペプチドは、抗う蝕作用がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
カゼインホスホペプチド(CPP)とは牛乳のタンパク質の構成成分であるカゼインに酵素作用し作られたペプチドです。カルシウム吸収を促進する効果があります。
1.キシロオリゴ糖はおなかの調子をを整えたり、カルシウムの消化吸収を高める効果があります。
2.キシリトールは虫歯の予防に効果があり、ガムなどに含まれています。また、血糖値の急な上昇を抑制したり、中耳炎の予防、肌の保湿にも効果があります。
3.アラビノースは血糖値の急な上昇を抑制するので糖尿病予防に効果があります。また、消化酵素であるスクラーゼの働きを阻害するためダイエット効果に期待されています。
5.ラクトペプチドは血圧を低下させる効果があります。抗う蝕作用が期待されるのは虫歯予防に効果があるキシリトールなどです。
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02
食べ物と健康/食品の機能からの出題です。
1.キシロオリゴ糖はおなかの調子を整える作用が認められています。
2.キシリトールは歯を丈夫にする作用が認められています。
3.アラビノースは血糖値の上昇を抑える効果が認められています。
4.正しい記載です。
5.ラクトペプチドは血圧上昇を抑える効果が認めらえています。
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03
カゼインホスホペプチドは、リン酸とカルシウムが結合しカルシウム吸収を促進する作用があります。
1.キシロオリゴ糖は、おなかの調子を整える作用があります。
2.キシリトールは、歯を丈夫にし、抗う蝕作用があります。
3.アラビノースは、糖の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を抑える作用があります。
5.ラクトペプチドは、血圧を上昇させるアンギオテンシン交換酵素を阻害し、血圧を低下させる作用があります。
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