管理栄養士の過去問
第26回
応用栄養学 問100
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
更年期の女性に起こる変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- プロゲステロンの分泌量は、増加する。
- 血清LDL-コレステロール値は、低下する。
- 骨密度は、増加する。
- エストロゲンの分泌量は、増加する。
- 卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は、増加する。
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この過去問の解説 (3件)
01
応用栄養学/成人期からの出題です。
1.閉経による卵胞の減少でプロゲステロン分泌量は減少します。
2.エストロゲン分泌減少によって血清LDL-コレステロール値は上昇します。
3.骨密度は減少します。エストロゲン分泌減少による影響です。
4.エストロゲンは卵胞減少によって分泌量が減少します。
5.正しい記載です。刺激ホルモンの分泌は盛んであるのに、卵胞が減少することでホルモンバランスが崩れるのが、種々の更年期症状を引き起こします。
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02
卵胞刺激ホルモンとは卵胞の成長を刺激して成熟させる作用があります。更年期の女性では、分泌量は増加します。
1.プロゲステロンとは黄体ホルモンとも呼ばれており、生理周期後半の排卵後に増加し、黄体の形成などを行います。そのため、月経の終わりを迎える更年期の女性はプロゲステロンの分泌量は減少すると言えます。
2.女性ホルモンのエストロゲンはLDL-コレステロールを減らし、HDL-コレステロールを増やす働きがあります。しかし、年齢とともに、エストロゲンの分泌は少なくなっていくので、更年期の女性は血清LDL-コレステロール値は上昇すると言えます。
3.エストロゲンは骨形成を進め骨吸収を抑制します。エストロゲンが減っていく更年期の女性は骨密度は低下すると言えます。特に女性は、骨粗鬆症のリスクが高まります。骨がスポンジ様になり骨の中がスカスカになります。そのため転倒や少しの衝撃でも骨折しやすくなります。
4.年齢とともにエストロゲンの分泌量は低下していきます。
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03
更年期では、エストロゲンの分泌量の低下により、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は、増加します。
1.プロゲステロンの分泌量は、低下します。
2.エストロゲンの分泌量の低下により、血清LDL-コレステロール値は、上昇します。
3.エストロゲンの分泌量の低下により、骨吸収が促進し、骨密度は低下します。
4.エストロゲンの分泌量は、低下します。
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