管理栄養士の過去問
第26回
応用力問題 問195

レチノール当量を求める式は、以下のようになります。

レチノール当量（μｇ）＝
レチノール（μｇ）+1/12β-カロテン当量（μｇ）

そして、β-カロテン当量を求める式が、
β-カロテン当量（μｇ）＝
1/2α-カロテン（μｇ）+β-カロテン（μｇ）+
1/2β-クリプトキサンチン（μｇ）
となります。

ここで、レチノール当量を求める式に、β-カロテン当量を求める式を代入して考えると、
レチノール当量（μｇ）＝
レチノール（μｇ）+1/12（1/2α-カロテン（μｇ）+β-カロテン（μｇ）+1/2β-クリプトキサンチン（μｇ））となり、

問題文の数式に当てはめて考えると、

レチノール当量（μｇ）＝
レチノール（μｇ)×（a=1)+
α-カロテン（μｇ）×（b=1/24）+
β-カロテン（μｇ）×（c=1/12）+
β-クリプトキサンチン（μｇ）×（d=1/24）
となります。

よって、正しい答えは4番です。

レチノール、カロテン、クリプトキサンチンの測定値より、レチノール当量を計算し、「ビタミンA」として表示されます。

計算式は
レチノール当量（μg）＝レチノール（μg）＋1/24α-カロテン（μg）＋1/12β-カロテン（μg）＋1/24クリプトキサンチン（μg）です。

よって正解は4です。

◎レチノール当量の換算
1μgRE＝1μgレチノール＝12μgβ-カロテン＝24μgα-カロテン＝24μgβクリプトキサンチン

レチノール当量(μg)＝レチノール(μg)×( 1 )＋α-カロテン(μg)×( 1/24 )＋βカロテン(μg)×( 1/12 )＋βクリプトキサンチン(μg)×( 1/24 )となります。

よって正解は、4. となります。