管理栄養士の過去問
第25回
栄養教育論 問113
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問113 (訂正依頼・報告はこちら)
栄養教育における自助集団(セルフヘルプグループ)に関する記述である。誤っているのはどれか。
- 支援をうけている人が、支援をする立場になることで成長する。
- 同じ悩みや疾病など、何らかの問題を抱えた人や家族の集まりである。
- メンバーからのモデリングにより、解決への道を探ることができる。
- 組織を形成して、社会的支援を受けることを目的とする。
- メンバー間に集団力学(グループダイナミクス)が、働く。
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この過去問の解説 (3件)
01
疾病や障害などの何らかの問題を抱えている本人や家族の会のことです。構成員間の相互作用とコミュニケーションにより集団力学が働き、自己理解と自己管理が促進されます。
1. 支援を受けている人が支援をする立場になることにより、自信を持ち成長が期待できるので正となります。
2. 同じ疾病や障害、悩みなど何らかの問題を抱えている本人や家族の集まりであるので正となります。
3. メンバーからのモデリングが可能なので正となります。
4. 社会的支援を受けることを目的としているのではなく、自助を目的として形成されているので誤となります。
5. メンバー間のグループダイナミクスがはたらくので正となります。
よって正解は、4. となります。
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02
1.最初は支援をうけていた人が、グループに参加し徐々に成長し支援をする立場になることで成長していくことが特徴です。
2.同じ悩みなどを持つことで悩みを共有し、助け合って成長します。
3.メンバーからのモデリングにより、解決への道を探ることができる。
4.誤りです。
組織を形成して、社会的支援を受けることが目的ではなく自助しあい問題解決に向け成長していきます。
5.メンバー間に集団力学(グループダイナミクス)が、働きます。
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03
2.例えばアルコール依存症や薬物依存など、同じ悩みを抱えた人たち同士でグループを作ることが特徴として挙げられます。
3.同じ悩みを抱えた者同士でグループを作っているのでメンバーからのモデリングを実際に見ることでどうすれば解決できるかを探ることができます。
4.社会的支援を受けることが目的ではなく、当事者が自分自身の独立と仲間同士の協働による自助を目的としています。
よって、誤った答えとなります。
5.メンバーからのモデリングを見たり聞いたりすることもあり、グループダイナミクスも起こりえます。
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