管理栄養士の過去問
第25回
公衆栄養学 問165

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問題

第25回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問165 (訂正依頼・報告はこちら)

国民健康・栄養調査の実施に関する記述である。正しいのはどれか。
  • 調査目的は、疾病の罹患状況と栄養摂取量との関係に明らかにすることである。
  • 調査対象は、個人単位で選定される。
  • 調査対象年齢は、調査項目によって異なる。
  • 腹囲の測定対象は、満40歳以上の者である。
  • 調査地区は、都道府県知事が指定する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「調査対象年齢は、調査項目によって異なる。」です。

選択肢1. 調査目的は、疾病の罹患状況と栄養摂取量との関係に明らかにすることである。

国民健康・栄養調査の目的は、国民に身体の状況や栄養素等摂取量および生活習慣の状況を明らかにすることです。

選択肢2. 調査対象は、個人単位で選定される。

調査単位は、個人ではなく、世帯単位で選定されています。

選択肢3. 調査対象年齢は、調査項目によって異なる。

調査対象年齢は、例えば、身長と体重は満1歳以上、腹囲は満6歳以上など、細かく分けられています。
よって、調査対象年齢は、調査項目によって異なっているので、正しい答えとなります。

選択肢4. 腹囲の測定対象は、満40歳以上の者である。

腹囲の測定対象は、満6歳以上の者が対象です。

選択肢5. 調査地区は、都道府県知事が指定する。

国民健康・栄養調査の、調査地区を指定するのは厚生労働大臣で、調査世帯を指定するのは都道府県知事です。

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02

正解は「調査対象年齢は、調査項目によって異なる。」です。

選択肢1. 調査目的は、疾病の罹患状況と栄養摂取量との関係に明らかにすることである。

調査の目的は、国民の身体状況、栄養素摂取量、生活習慣を明らかにすることです。

選択肢2. 調査対象は、個人単位で選定される。

調査対象は、世帯単位で選定されます。

選択肢3. 調査対象年齢は、調査項目によって異なる。

正解です。

選択肢4. 腹囲の測定対象は、満40歳以上の者である。

腹囲の測定対象は、満6歳以上です。

選択肢5. 調査地区は、都道府県知事が指定する。

調査地区は、厚生労働大臣が指定します。

参考になった数2

03

正解は、「調査対象年齢は、調査項目によって異なる。」となります。

選択肢1. 調査目的は、疾病の罹患状況と栄養摂取量との関係に明らかにすることである。

国民の身体状況、栄養素等摂取量および生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的としているため誤となります。

選択肢2. 調査対象は、個人単位で選定される。

調査対象は、全国の世帯および世帯員を母集団として国民生活基礎調査地区より設定された単位区から無作為抽出された300単位区内の世帯および世帯員であり、個人ではないので誤となります。

選択肢3. 調査対象年齢は、調査項目によって異なる。

調査対象年齢は、身長・体重は満1歳以上の全員、血圧は満20歳以上の全員など調査項目によって異なっているため正となります。

選択肢4. 腹囲の測定対象は、満40歳以上の者である。

腹囲の測定対象は満6歳以上の全員なので誤となります。

選択肢5. 調査地区は、都道府県知事が指定する。

調査地区は、厚生労働省が指定するので誤となります。

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