管理栄養士の過去問
第25回
公衆栄養学 問169
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問169 (訂正依頼・報告はこちら)
国際機関及び諸外国における公衆栄養に関連するプログラムの組合せである。正しいものの組合せはどれか。
a ヘルシーピープル2010 ---------- 世界栄養宣言
b 母乳促進プログラム -------------- 世界保健機関(WHO)
c 国連ミレニアム開発目標 --------- 絶対的貧困率の低下
d 米国の学校給食プログラム ----- 米国教育省
a ヘルシーピープル2010 ---------- 世界栄養宣言
b 母乳促進プログラム -------------- 世界保健機関(WHO)
c 国連ミレニアム開発目標 --------- 絶対的貧困率の低下
d 米国の学校給食プログラム ----- 米国教育省
- aとc
- bとc
- aとb
- aとd
- cとd
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この過去問の解説 (3件)
01
世界栄養宣言とは、1992年にローマで開かれた世界栄養会議で提唱されたものです。
b.母乳促進プログラムは、1989年、世界保健機関(WHO)と、国連児童基金(ユニセフ)とが母乳育児の保護や促進、支援、産科施設の特別な役割と題する声明を共同で発表し、全世界の産科施設に対して、「母乳育児成功のための10カ条」を守るように呼びかけたものです。
よって、正しい答えとなります。
c.国連ミレニアム開発目標のなかに、「極度の貧困と飢餓の撲滅、(1990年を基準にして)2015年までの具体的目標として1日1ドル未満で生活する人口の割合を半減させる」というものがあります。
よって、正しい答えとなります。
d.アメリカの学校給食は、米国農務省によって管理されています。
上記より、正しい答えの組合せは、2番のbとcです。
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02
b. 母乳促進プログラムはWHO(世界保健機関)やユニセフで推進されているので正となります。
c. 国連ミレニアム開発目標は、2000年にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言と、1990年代に開催された主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合し、1つの共通の枠組みとしてまとめられたものです。極度の貧困と飢餓の撲滅を掲げているので正となります。他にも普遍的初等教育の達成、ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上、幼児死亡率の削除、妊産婦と健康の改善、エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止、環境の持続性確保、開発のためのグローバル・パートナーシップの推進が掲げられています。
d. 米国の学校給食プログラムは農務省(USDA)が実施しているので誤となります。家庭の所得に応じて割引価格や無料で朝食を食べることができるプログラムを実施しています。
よって正解は、2. bとc となります。
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03
d.米国の学校給食プログラム --- 米国農務省
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