管理栄養士の過去問
第24回
社会・環境と健康 問17

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問題

第24回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

市町村保健センターについての記述である。正しいのはどれか。
  • 二次医療圏ごとに設置されている。
  • 住民に対し、健康相談、保健指導及び健康診査を行う施設である。
  • 地域保健の広域的、専門的かつ技術的拠点である。
  • 住宅環境に関する事項を所管している。
  • 老人保健法に基づいて設置されている。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.× 市町村ごとに設置されています。
 市町村保健センターについては、地域保健法に規定されており、市町村が設置することができます。
 二次医療圏とは、一般的な疾患に対する医療が急性期から慢性期に至るまで完結して提供できる圏域として病院病床の整備を進める地域単位のことで、中核都市に設置することができます。

2.○ 市町村保健センターは、生活習慣病予防や母子保健、歯科保健、成人・高齢者保健、栄養指導、健康相談などの対人サービスを主に行います。

3.× 地域保健の広域的、専門的かつ技術的拠点であるのは保健所です。
 市町村保健センターは、地域住民に対する身近な対人保健サービスを総合的に行う地域保健の第一線機関です。

4.× 住宅環境に関する事項を所管しているのは保健所です。
 保健所には14項目の主な業務があり、その1つとして住宅、水道、下水道、廃棄物の処理、清掃、その他の環境の衛生に関する事項があります。

5.× 地域保健法に基づいて設置されます。
 老人保健法は2008年に廃止され、高齢者の医療の確保に関する法律に改正されました。

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02

1.市町村ごとに設置されます。

3.地域保険の広域的、専門的かつ技術的拠点は保健所です。

4.住宅環境に関する事項を所轄しているのは保健所です。

5.地域保健法に基づいて設置されています。

参考になった数2

03

1.二次医療圏とは、人口30万人程度の生活圏のことで、この生活圏ごとに設置されているのは保健所です。市町村保健センターは一次医療圏ごとに設置されています。

2.市町村保健センターの役割が、地域住民に身近な対人サービスを総合的に行うということなので、正しい答えとなります。

3.地域保健の広域的、専門的かつ技術的拠点であるのは保健所です。市町村保健センターは地域的かつ一般的な対人サービスを行う拠点です。

4.住宅環境に関しての所管事項はありません。

5.保健所、市町村保健センターともに、地域保健法に基づいて設置されています。

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