管理栄養士の過去問
第24回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問48

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問題

第24回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

生殖器に関する記述である。正しいのはどれか。
  • 黄体からは、プロゲステロンが分泌される。
  • ミトコンドリアは、精子には存在しない。
  • 黄体形成ホルモン(LH)サージは、月経を誘発する。
  • 黄体は、白体の瘢痕化によりつくられる。
  • 精子細胞は、二倍体としての染色体を有す。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.黄体からプロゲステロンが、卵胞からエストロゲンが分泌されます。
よって、正しい答えとなります。

2.精子にも、ミトコンドリアは存在します。

3.黄体形成ホルモン(LH)サージは、排卵を誘発します。月経は、黄体ホルモンの分泌低下により、誘発されます。

4.白体は、黄体が退縮することにより、作られます。

5.精子細胞は、一倍体としての染色体を有します。

参考になった数27

02

1.○
 黄体は、エストロゲンとプロゲステロンを分泌します。

2.× ミトコンドリアは、精子に存在します。
 精子は、頭部・中間部・尾部の3つの構造から成ります。
 遺伝子情報のDNAを含む核は、丸く膨らんだ頭部にあります。
 ミトコンドリアは中間部にあり、尾部の動力源となります。

3.× 黄体形成ホルモン(LH)サージは、排卵を誘発します。
 黄体形成ホルモンは排卵を誘発し、排卵後の卵胞の黄体形成を促します。
 男性では精巣に作用して、テストステロンの分泌を促進します。
 月経は、黄体ホルモンの分泌低下によって誘発されます。

4.× 白体は、黄体の瘢痕化によりつくられます。
 排卵した卵胞は黄体に変わりますが、そのまま受精しない場合は14日前後で退縮を始め、白体となります。

5.× 精子細胞は、一倍体としての染色体を有します。
 精子は、有糸分裂および減数分裂によって一倍体細胞となります。

参考になった数3

03

2.ミトコンドリアは、精子の尾部に存在しています。

3.黄体形成ホルモンは、排卵を誘発します。

4.白体は黄体の退縮により作られます。

5.精子細胞は、一倍体としての染色体を有します。

参考になった数2