管理栄養士の過去問
第24回
基礎栄養学 問85

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問題

第24回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問85 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄の吸収と代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
  • 体内の貯蔵鉄量は、機能鉄量より多い。
  • 海藻に含まれる鉄の吸収率は、肉類に含まれる鉄の吸収率より高い。
  • 非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏によって低下する。
  • 体内の機能鉄量の半分は、ミオグロビン鉄として存在する。
  • 分解された赤血球の鉄は、ヘモグロビンの合成に再利用される。

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この過去問の解説 (4件)

01

1 . 体内の鉄の約70%が機能鉄で、約30%が貯蔵鉄なので、貯蔵鉄量は機能鉄量より少ないです。

2 . 海藻、卵、豆類、緑黄色野菜などに含まれる非ヘム鉄の吸収率は、赤身の魚肉や畜肉類に含まれるヘム鉄の吸収率より低いです。

3 . 非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏によって増加します。

4 . 体内の機能鉄量の約65%はヘモグロビン鉄、3~5%はミオグロビン鉄として存在し、残りは鉄含有酵素と結合しています。

5 . 分解された赤血球の鉄は、ヘモグロビンの合成に再利用されます。

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02

1.体内の貯蔵鉄量は、機能鉄量より少ないです。

2.海藻に含まれる鉄の吸収率は、肉類に含まれる鉄の吸収率より低いです。

3.非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏によって上昇します。

4.体内の機能徹量の大部分は、ミオグロビン鉄として存在しています。

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03

1.機能鉄は体内の鉄の約70%を占めます。

2.肉類に含まれる鉄はヘム鉄で、非ヘム鉄の2~3倍の吸収率を示します。

3.非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏によって上昇します。

4.機能鉄は体内の鉄の約70%を占め、その大部分がヘモグロビンとして赤血球中に存在し、残りの機能鉄は鉄含有酵素やミオグロビンに存在します。

5.正しいです。

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04

1.貯蔵鉄より機能鉄の方が体内に存在している量が多いです。

2.肉類に含まれる鉄はヘム鉄で、野菜類の非ヘム鉄の2~3倍の吸収率があります。

3.野菜類などの非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏によって上昇し、鉄欠乏を補います。

4.機能鉄はミオグロビンとして存在します。

5.正解。

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