管理栄養士の過去問
第24回
臨床栄養学 問129

1.モニタリングの評価は、2週間で行ったり、1ヶ月で行ったりと、項目に合わせて期間は異なります。

2.モニタリングの結果により、適宜目標を変えていくことが必要とされます。

3.栄養管理の最初の段階では栄養スクリーニングを行い、栄養管理の必要性が高い人を抽出します。
その後、栄養管理を実施したのちに、モニタリングを行います。

4.モニタリングでは過程も評価します。
進捗状況の評価や、目標変更の検討などを行います。

5.目標と同様に、モニタリングの結果により、ケア計画も適宜変更する必要があります。

1.モニタリングの期間は、評価項目によって異なるので正。

2.モニタリングの結果に応じて、目標を変える必要があるので誤。

3.モニタリングは、栄養管理を実施後行うので誤。最初の段階ではスクリーニングが行われる。

4.モニタリングでは、プロセス(過程)の評価も行うので誤。

5.モニタリングの結果により、ケア計画を変える必要があるので誤。

よって、正解は1.となる。

正解は　1　です。

1…栄養状態を表す指標は、日々急激に変化するものから緩やかに変化するものまで様々です。そのため、評価項目によってモニタリングの期間は異なります。

2…モニタリングの結果を確認し、より望ましい目標に内容を見直すことがあります。

3…モニタリングは栄養管理実施後に行われるものです。栄養管理の最初の段階で行われるのは、栄養スクリーニングです。

4…モニタリングでは、栄養管理の進め方に問題はなかったか、計画通り実行されているかなどのプロセス評価も行います。

5…モニタリングの結果により、目標と同様に栄養ケア計画の修正を行うこともあります。

正解は　１　です。

臨床栄養学/傷病者・要介護者の栄養ケア・マネジメントからの出題です。

１.正しい記載です。評価項目の特性によってモニタリングの期間が決められますので、異なります。

２.目標はモリタリングの結果にもとづいて、適宜変えられていきます。

３.モリタリングは栄養ケアの実施中に行います。

４.評価の中には過程評価もあり、栄養管理の流れや計画通り実施できたかといったことを評価します。

５.ケア計画はモニタリングの結果にもとづいて、適宜修正されます。