管理栄養士の過去問
第29回
社会・環境と健康 問11
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
飲酒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
※令和元年「国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)によると、「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合は、女性で増加傾向がみられる」と報告されています。
この設問は2015年(平成27年)に出題された設問となりますので、上記報告は反映されていません。
この設問は2015年(平成27年)に出題された設問となりますので、上記報告は反映されていません。
- アルコール依存症の治療では、アルコール摂取量を段階的に減らす。
- 飲酒習慣のある女性の割合は、増加傾向にある。
- 長期の飲酒には、血圧を下げる効果がある。
- 自転車の酒酔い運転は、刑事罰の対象とならない。
- プリン体の少ないアルコール飲料でも、血清尿酸値を上昇させる。
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この過去問の解説 (3件)
01
社会・環境と健康/生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策からの出題です。
1.段階的に減らすのではなく、断酒します。
2.7~8%程度で横ばいです。
3.長期の飲酒は血圧上昇のリスク要因です。
4.自転車も自動車同様、刑事罰の対象です。
5.正しい記載です。血清尿酸値はプリン体だけでなく、アルコールやエネルギー摂取によっても上昇することがあります。
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02
1:アルコール依存症の治療は、まずは患者本人にアルコール依存症であることを認識させてから断酒をします。
2:飲酒習慣のある女性の割合は、ほぼ横ばいの状態が続いています。
3:長期の飲酒には、高血圧や脳卒中、がんなどのリスクがあります。
4:自転車の酒酔い運転は、刑事罰の対象となります。
5:正答。血清尿酸値は、プリン体だけではなく、食べ過ぎ飲みすぎ、ストレス、肥満などによっても上昇します。
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03
2. 飲酒習慣(生活習慣のリスクを高める量の飲酒)のある女性は、平成24年は7.6%、平成26年は8.8%、平成27年は8.1%とほぼ横ばいであるので誤となります。
3. 長期の飲酒は血圧を上げるため、高血圧の原因でもあるため誤となります。
4. 自転車での酒酔い運転も飲酒運転となり、刑事罰の対象となるため誤となります。
5. プリン体の少ないアルコール飲料でも、アルコールに尿酸の排出を抑制する働きがあるため、結成尿酸値を上昇させる可能性があるため正となります。
よって正解は、5. となります。
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