管理栄養士の過去問
第29回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問22

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問題

第29回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

糖質と脂質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • フルクトースは、アルドースである。
  • フルクトースは、五炭糖である。
  • グルコースは、ケトースである。
  • リボースは、RNAの構成糖である。
  • イノシトール1,4,5-三リン酸は、糖脂質である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

1:フルクトースは、ケトースです。アルドースは、六炭糖(ヘキソース)のうち、グルコースとガラクトースが該当します。

2:フルクトースは、六炭糖(ヘキソース)です。五炭糖(ペントース)は、リボースやデオキシリボースなどです。

3:グルコースは、アルドースです。

4:正答。五炭糖(ペントース)のリボースは、RNAの構成糖であり、デオキシリボースはDNAの構成糖となります。

5:イノシトール1,4,5-三リン酸は、リン酸エステルです。

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02

1. フルクトースは、ケトースであるので誤となります。アルドースとは、アルデヒド基をもつ単糖類の総称でグルコース、ガラクトース、マンノースなどがあります。

2. フルクトースは、六炭糖であるので誤となります。五炭糖はリボースとキシロースです。

3. グルコースは、アルドースであるので誤となります。ケトースはケトン基をもつ単糖類の総称で、フルクトース、キシルロースなどがあります。

4. リボ核酸(RNA)や高エネルギーリン酸化合物としてのアデノシン三リン酸(ATP)および補酵素として機能しているNADやFADにも構成成分としてリボースが含まれます。よってリボースは、RNAの構成糖でり、正となります。

5. イノシトール1,4,5-三リン酸は、糖アルコールであるイノシトールにリン酸が3つ結合した物質です。脂質ではないので誤となります。

よって正解は、4. となります。

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03

正解は 4 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能からの出題です。

1.フルクトースはケトースです。

2.フルクトースは六炭糖です。

3.グルコースはアルドースです。

4.正しい記載です。りボースはRNA(リボ核酸)を構成する五炭糖です。

5.イノシトール1,4,5-三リン酸はリン脂質であるホスファチジルジノシトールが加水分解して生成します。

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