管理栄養士の過去問
第29回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問23

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問題

第29回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

核酸に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • RNAは、主にミトコンドリアに存在する。
  • tRNA ( 転移RNA ) は、アミノ酸を結合する。
  • DNAポリメラーゼは、RNAを合成する。
  • cDNA ( 相補的DNA ) は、RNAポリメラーゼによって合成される。
  • ヌクレオチドは、六炭糖を含む。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1:RNAは、mRNA、tRNA、rRNAに分類されます。最も多いのはrRNAで、リボソームに存在します。

2:正答。tRNA( 転移RNA )は、アンチコドンを持っており、mRNAのコドンに対応するアミノ酸を結合し、運搬します。

3:RNAを合成するのは、RNAポリメラーゼです。

4:cDNA ( 相補的DNA ) は、DNAポリメラーゼによって合成されます。

5:ヌクレオチドは、五炭糖を含みます。

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02

正解は 2 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能からの出題です。

1.RNAのうち最も多いのはrRNAで、リボs-ムを構成しています。

2.記載の通りです。活性化アミノ酸と結合してアミノ酸を運びます。

3.RNAを合成するのはRNAポリメラーゼです。

4.cDNAはDNAポリメラーゼによって合成されます。

5.ヌクレオチドは五炭糖を含みます。

参考になった数2

03

1. RNAは、主に細胞質に存在するので誤となります。

2. tRNA(転移RNA)はアミノ酸を結合し、たんぱく質合成に必要なアミノ酸をリボソームまで運搬するので正となります。

3. DNAポリメラーゼとは、鋳型となる核酸に対して相補的なDNA鎖を合成する酵素のことで、DNA複製において中心的な働きをします。RNAを合成するのは、RNAポリメラーゼであるので誤となります。

4. cDNA(相補的DNA)とは、mRNAと相補的な塩基配列をもつ1本鎖DNAのことです。RNA依存性のDNAポリメラーゼによって合成されるので誤となります。

5. ヌクレオチドを構成する糖は、ペントース(五炭糖)であるので誤となります。

よって正解は、2. となります。

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