管理栄養士の過去問
第29回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問48

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第29回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

免疫に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 好中球は、抗体を産生する。
  • マクロファージは、抗原提示を行う。
  • 形質細胞は、細胞性免疫を担う。
  • 母乳中の抗体による免疫は、能動免疫である。
  • 抗体は、血漿のアルブミン分画にある。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1:好中球には貪食能があります。抗体を産生するのは、形質細胞です。

2:正答。マクロファージには、貪食能と抗原提示能力があります。

3:形質細胞は、体液性免疫を担う細胞です。

4:母乳中の抗体による免疫は、受動免疫です。

5:抗体は、血漿のγ‐グロブリン分画にあります。

参考になった数18

02

1. 好中球は、外部から侵入した異物を取り込み、殺菌する機能があります。抗体を産生するのは、形質細胞で、ヘルパーT細胞により刺激されたB細胞が分化して産生するので誤となります。

2. マクロファージは、生体内に侵入した細菌などの異物を捕らえて、細胞内で殺菌し、それらの異物に抵抗するための免疫情報をリンパ球に伝え、抗原提示を行うので正となります。

3. 細胞性免疫とは、抗体の関与しない免疫で、体液性免疫とは、抗体の関与する免疫をいいます。形質細胞は、抗体の関与するので体液性免疫となり、誤となります。

4. 母乳中の抗体による免疫は、母から子へ免疫をもらっているので、受動免疫であり誤となります。

5. 抗体は、血漿のγグロブリン分画にあるので誤となります。

よって正解は、2. となります。

参考になった数8

03

正解は 2 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/免疫、アレルギーからの出題です。

1.抗体を産生するのは形質細胞です。

2.正しい記載です。体内に侵入した抗原を貪食し、抗原情報を細胞表面に提示する細胞です。

3.形質細胞は体液性免疫を担っています。

4.母乳中の抗体による免疫は受動免疫です。

5.抗体は血漿のγ-グロブリン分画にあります。

参考になった数2