管理栄養士の過去問
第29回
基礎栄養学 問86
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問86 （訂正依頼・報告はこちら）
微量ミネラルに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 鉄は、ビタミンB12の構成成分である。
- 亜鉛の過剰摂取によって、味覚障害が起こる。
- 銅は、セルロプラスミンの構成成分である。
- ヨウ素は、70%以上が肝臓に存在する。
- セレンは、スーパーオキシドジスムターゼ （ SOD ） の構成成分である。
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この過去問の解説 （3件）
01
銅はセルロプラスミンの構成成分です。セルロプラスミンは鉄を運搬できるようにする働きがあります。
１．鉄はヘモグロビンの構成成分です。ビタミンB12の構成成分は無機質のコバルトです。
２．味覚障害は亜鉛欠乏によって起こります。
４．ヨウ素は７０〜８０％が甲状腺に存在しています。
５．スーパーオキシドジスムターゼの構成成分は銅や亜鉛、マンガン、ニッケル、鉄などがあります。セレンはグルタチオンペルオキシターゼの構成成分です。
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02
１：ビタミンB12の構成成分は、コバルトです。
２：亜鉛の欠乏によって、味覚障害が起こります。亜鉛の過剰摂取は、鉄吸収阻害、LDL増加、HDL低下などをもたらします。
３：正答。結晶中の銅の９０%以上がセルロプラスミンと結合しています。
４：ヨウ素は、70%以上が甲状腺に存在しています。
５：セレンは、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分です。
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03
基礎栄養学/ミネラル（無機質）の栄養からの出題です。
１.ビタミンB12の構成成分なのはコバルトです。
２.味覚障害は亜鉛の欠乏症状です。
３.正しい記載です。セルロプロスミンの構成成分となり、鉄の輸送を助けます。
４.ヨウ素は多くが甲状腺に存在しています。
５.SODの構成成分となるのは、銅や亜鉛などでセレンは該当しません。
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