管理栄養士の過去問
第30回
社会・環境と健康 問12
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
市町村保健センターに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 全国に約500か所設置されている。
- センター長は、医師に限られる。
- 医療機関の監視を行う。
- 設置に関しては、健康増進法に規定されている。
- ソーシャルキャピタルの積極的活用が求められている。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. センター長は医師である必要はありません。
3. 医療機関の監視を行なっているのは、保健所です。市町村保健センターは、地域住民に対して身近な対人サービスを行なっています。
4. 設置に関しては、地域保健法によって規定されています。
5. ソーシャルキャピタルは、社会や地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念です。地域の保健対策に、ソーシャルキャピタルの積極的な利用が求められています。
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02
1:市町村保健センターは、2016年の時点で2466カ所あります。保健所は、2016年の時点で本所480カ所、支所101カ所あります。
2:センター長は医師である必要はありません。保健所の所長は原則、医師である必要があります。
3:医療機関や食品衛生、環境衛生、薬事などの監視を行うのは保健所です。市町村保健センターは、住民に対するサービスを主とします。
4:根拠法令は、市町村保健センター・保健所ともに地域保健法に基づきます。
5:正答。ソーシャルキャピタルとは、人々の協調行動を活性化させ、社会の効率性を高める社会組織の特徴のこと。市町村保健センターは、身近な地域住民に対する健康づくりのサービスを行う拠点とされるため、このソーシャルキャピタルの積極的活用が求められています。
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03
社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。
1.市町村保健センターは2016年で2466カ所あります。
2.センター長が医師である必要はありません。
3.地域住民に身近な存在として活動するため、保健所のような医療機関の監視業務機能は持っていません。
4.設置の根拠法律は、地域保健法です。
5.正しい記載です。ソーシャルキャプタルとは、人同士の結びつきや社会とのつながりがもたらす力のことで、市町村保健センターは地域における健康づくりの推進を行います。
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