管理栄養士の過去問
第30回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問31
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 赤血球は、糸球体でろ過される。
- IgGは、糸球体基底膜を通過する。
- 原尿の10%が、尿として体外へ排出される。
- 糸球体を流れる血液は、動脈血である。
- 尿の比重は、1.000未満である。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. IgGのような高分子は、糸球体基底膜を通過できません。
3. 原尿の1%が、尿として体外へ排出されます。
4. 正解です。糸球体を流れる血液は動脈血です。
5. 健康時の尿の比重は1.010〜1.030です。これより低いと尿崩症、高いと腎不全やネフローゼ症候群、糖尿病などが考えられます。
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02
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/腎・尿路系からの出題です。
1.赤血球はろ過されることがありません。
2.IgGは糸球体基底膜を通過しません。
3.尿として体外へ排出される原尿は1%程度です。
4.正しい記載です。糸球体は輸入細動脈から輸出細動脈へ血液を流しています。
5.尿比重は1.000を超える(1.010~1.030)値が基準値となります。
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03
1:アルブミンや赤血球などの大きな分子は、糸球体でろ過されません。
2:IgGは分子量が大きいため、糸球体基底膜を通過できません。
3:原尿の何の成分かによって、尿として体外へ排出されるパーセンテージが違います。問題文にはその指定がないため、答えを明確に出せません。
例として、グルコース、アミノ酸の場合はほぼ0%、クレアチニンは100%、水分は1%です。
4:正答。血液は、腎動脈から糸球体の輸入細動脈へ送り込まれます。
5:尿比重の基準範囲は、1.015~1.025です。水分の他にも、クレアチニンや電解質などを含みます。
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