管理栄養士の過去問
第30回
食べ物と健康 問45

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

豆類とその加工品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 小豆のでんぷん含量は、大豆より低い。
  • 小豆のたんぱく質は、主にグリシニンである。
  • 大豆の脂質は、主にドコサヘキサエン酸である。
  • 大豆の糖類には、ラフィノースが含まれる。
  • 納豆の粘質物は、フコイダンである。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 小豆と大豆の100gあたりの炭水化物含量はそれぞれ63gと30gであり、小豆の方が多いです。

2. 小豆の主要なたんぱく質はグロブリンで、含有たんぱく質の約70%を占めています。

3. 大豆の主要な脂質はリノール酸です。

4. 正解です。大豆に含まれる代表的なオリゴ糖は、スタキオースとラフィノースです。

5. 納豆の粘質物の主成分は、ポリペプチドの一種であるポリグルタミン酸と多糖類のフルクタンです。

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02

正解は 4 です。

1:小豆の主成分は、でんぷん(炭水化物)です。大豆は、畑の肉と呼ばれるほど良質なたんぱく質を含みます。

2:小豆のたんぱく質は、主要なものはグロブリンです。ほかにも、アルブミンやグルテリンなどのたんぱく質があります。

3:大豆の脂質は、主に不飽和脂肪酸であるリノール酸から成り、ほかにも、オレイン酸やα‐リノレン酸などがあります。

4:正答。大豆の炭水化物は、セルロース、スクロース、ラフィノースなどから成ります。

5:納豆の粘質物は、ポリ-γ-グルタミン酸(γ-PGA)とされています。フコイダンは、昆布やわかめの粘質物に含まれる食物繊維です。

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03

正解は 4 です。
食べ物と健康/食品の分類と食品の成分からの出題です。

1.小豆は大豆よりでんぷんを多く含みます。

2.小豆のたんぱく質は主にグロブリンです。

3.大豆の脂質は主にリノール酸です。

4.正しい記載です。ラフィノースを含む大豆オリゴ糖は特定保健用食品でも利用されています。

5.納豆の粘質物はポリペプチドとフラクタンです。

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