管理栄養士の過去問
第30回
食べ物と健康 問46

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

野菜・果実の成分に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • レモンの酸味の主成分は、リンゴ酸である。
  • うんしゅうみかんの果肉の色素成分は、アスタキサンチンである。
  • だいこんの辛味成分は、イソチオシアネートである。
  • きゅうりの香りの主成分は、1-オクテン3-オールである。
  • なすの果皮の色素成分は、ベタニンである。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. レモンの酸味の主成分は、クエン酸です。リンゴ酸は、オキシコハク酸とも言い、リンゴやぶどうに含まれています。

2. うんしゅうみかんの果肉の色素成分は、β-クリプトキサンチンです。アスタキサンチンは鮭やエビ、カニなどに含まれている色素です。

3. 正解です。だいこんの辛味成分は、イソチオシアネートです。

4. きゅうりの香りの主成分はノナジエノールというアルコール類と、ノナジエナールというアルデヒド類です。1-オクテン-3-オールは、松茸に含まれている香り成分です。

5. なすの果皮の色素成分は、ナスニンというポリフェノールの一種です。ベタニンはテーブルビート(ビーツとも呼ぶ)に含まれている色素です。

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02

正解は 3 です。
食べ物と健康/食品の分類と食品の成分からの出題です。

1.レモンの酸味の主成分はクエン酸です。

2.うんしゅうみかんの色素成分はβ-クリプトキサンチンです。

3.正しい記載です。だいこんを始めアブラナ科の植物にはイソチオシアネートが含まれています。

4.きゅうりの香りの主成分はキュウリアルコールやイナジエナールです。

5.ナスの皮の色素はナスニンです。

参考になった数2

03

正解は 3 です。

1:レモンの酸味の主成分は、クエン酸です。他に酒石酸、リンゴ酸などを含みます。

2:うんしゅうみかんの果肉の色素成分は、カロテノイドの一種であるクリプトキサンチンです。

3:正答。イソチオシアネートは、わさびにも含まれています。

4:きゅうりの香りの主成分は、キュウリアルコールやスミレ葉アルデヒドです。1-オクテン3-オール(マツタケオール)は、まつたけの香気成分です。

5:なすの果皮の色素成分は、フラボノイドの一種であるアントシアニン系のナスニンです。ベタニンは、ビーツに含まれる色素成分です。

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