管理栄養士の過去問
第30回
基礎栄養学 問73
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
炭水化物の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用される。
- 赤血球は、エネルギー源として乳酸を利用している。
- 肝臓は、脂肪酸からグルコースを産生している。
- 脳は、エネルギー源としてリボースを利用している。
- 脂肪組織は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 赤血球は、エネルギー源としてグルコースを利用します。
3. 肝臓は脂肪酸からグルコースを生成できません。グリセロールからグルコースを生成します。
4. 脳はエネルギー源としてグルコースを利用します。ただし、絶食が長引くとケトン体を利用するようになります。
5. 正解です。脂肪組織は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵し、絶食時など緊急時に利用します。
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02
基礎栄養学/炭水化物の栄養からの出題です。
1.筋肉のグリコーゲンは筋肉のエネルギー源として利用されます。
2.赤血球はグルコースをエネルギー源とします。
3.脂肪酸からはグルコースを産生することができません。
4.脳がエネルギー源として利用できるのはグルコースかケトン体です。
5.正しい記載です。余剰はトリアシルグリセロールの蓄積へと繋がります。
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03
文章の通り。トリアシルグリセロールは、トリグリセリド、中性脂肪と同じ意味を示します。
1:筋肉は、グルコース-6-ホスファターゼを持たないため、グリコーゲンは解糖系で代謝され、筋肉のエネルギー供給のみに関与します。
2:乳酸ではなく、グルコースの誤り。
3:脂肪酸ではなく、グリコーゲンの誤り。
4:リボースではなく、グルコースの誤り。ただし、飢餓時には、ケトン体もエネルギー源となります。
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