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管理栄養士の過去問 第30回 基礎栄養学 問74

問題

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食物繊維と難消化性糖質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
   1 .
不溶性食物繊維には、便量を増加させる作用がある。
   2 .
水溶性食物繊維には、血清コレステロールの低下作用がある。
   3 .
大腸での発酵により生成された短鎖脂肪酸は、エネルギー源になる。
   4 .
大腸での発酵により生成された短鎖脂肪酸は、ミネラル吸収を促進する。
   5 .
有用菌の増殖を促進する難消化性糖質を、プロバイオティクスという。
( 第30回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問74 )
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この過去問の解説 (3件)

21
正解は 5 です。

問題文は「誤っているもの」を選ぶため、注意すること。
大腸に存在する有用菌を増殖させ活性を高めるのは、プレバイオティクス。プロバイオティクスは、主に腸内フローラのバランスを改善し、保健効果をもたらします。

1:不溶性食物繊維は、便量増加、排便促進、有害物質の排出を促進するなどの効果があります。代表的な例は、セルロース、ヘミセルロースなど。

2:水溶性食物繊維は、血清コレステロールの低下、血糖上昇抑制、腸内フローラの改善などの効果があります。代表的な例は、ペクチン、コンニャクマンナンなど。

3、4:短鎖脂肪酸は、エネルギー源となり、ミネラルの吸収促進、発がん予防、糖尿病の予防などの効果があります。代表的な例は、酢酸、プロピオン酸、酪酸など。

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6
1. 正解です。不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らみ便量を増加させます。一方、水溶性食物繊維は、柔らかな便をつくります。理想的な摂取割合は、不溶性:水溶性が2:1と言われています。

2. 正解です。水溶性食物繊維には、血清コレステロールの低下作用があります。

3. 正解です。短鎖脂肪酸は、大腸で腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を発酵することによって生成されます。この短鎖脂肪酸は、大腸だけでなく、肝臓や筋肉でのエネルギー源となります。

4. 正解です。大腸で生成された短鎖脂肪酸は、上皮細胞の増殖や粘液の分泌、水やミネラルの吸収を促進します。

5. 有用菌の増殖を促進する難消化性糖質を、プレバイオティクスといいます。プロバイオティクスは、人体に良い影響を与える微生物や、それらを含む食品のことをさします。

5
正解は 5 です。
基礎栄養学/炭水化物の栄養からの出題です。

1.正しい記載です。便を形成する役割があります。

2.正しい記載です。粘性や吸着性を持っているため、胆汁酸排泄を促進し、血清コレステロールの低下につながります。

3.正しい記載です。大腸で食物繊維が発酵してエネルギーを生じます。

4.正しい記載です。発酵により腸内環境が酸性に傾くことで、ミネラルの吸収が高まります。

5.正しくは、プレバイオティクスです。プロバイオティクスは生きて腸にと置いて作用する乳酸菌などを指します。

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