管理栄養士の過去問
第30回
応用栄養学 問97

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問97 (訂正依頼・報告はこちら)

高温環境に暴露されたときに起こる身体変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 皮膚血管は、収縮する。
  • 換気量は、低下する。
  • 熱産生は、亢進する。
  • 腎臓でのナトリウムの再吸収は、増加する。
  • バソプレシンの分泌は、低下する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 皮膚血管は拡張して熱を逃がし、深部体温を一定に保ちます。

2. 換気量を増加させ、呼気からの水分蒸発を増加させます。

3. 熱産生は低下します。

4. 正解です。高温環境では発汗によりナトリウムの損失が増大します。そのため、腎臓でのナトリウム再吸収が増加します。

5. バソプレシンは抗利尿ホルモンです。高温環境では発汗により水分損失が起こっているので、バソプレシンの分泌を増加させ、尿中への水分排泄を抑制します。

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02

正解は 4 です。
応用栄養学/環境と栄養からの出題です。

1.皮膚血管は高温環境で拡張し、発汗につながります。

2.高温環境では換気量は増加します。

3.高温環境では熱産生は抑制されます。

4.正しい記載です。発汗でナトリウムが失われるので、腎臓での再吸収が増加します。

5.高温環境ではパソプレシンの分泌が増加して尿を減らし、発汗で水分が失われる分を調整します。

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03

正解は 4 です。

発汗によりナトリウムが大きく失われるので、腎臓でナトリウムの再吸収が増加します。

1:皮膚血管は、拡張します。血管を広げて汗を促すことで、気化熱や汗を放出し、体温を下げます。

2:気化熱の放出のため、換気量は増加します。

3:すでに高温の環境にあるため、熱生産は低下します。

5:抗利尿ホルモンであるバソプレシンの分泌は増加し、尿が出ないよう働きます。

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