過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

管理栄養士の過去問 第31回 社会・環境と健康 問6

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
疾病のスクリーニング検査の評価指標に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
敏感度は、スクリーニング検査で陽性であった者のうち、実際に疾病があった者の割合である。
   2 .
特異度は、スクリーニング検査で陰性であった者のうち、実際には疾病がなかった者の割合である。
   3 .
空腹時血糖値による糖尿病のスクリーニングにおいて、カットオフ値を高く設定すると、敏感度は高くなるが特異度は低下する。
   4 .
陽性反応的中度は、実際に疾病がある者のうちスクリーニング検査で陽性であった者の割合である。
   5 .
陽性反応的中度は、スクリーニングを行う集団における当該疾病の有病率の影響を受ける。
( 第31回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問6 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (4件)

22
・敏感度とは…実際に疾病のある人のうち、検査で陽性と正しく出る確率のことです
・特異度とは…実際に疾病がない人のうち、検査でも正しく陰性と出る確率のことです。
・カットオフ値とは…検査値のどの値まで陰性でどこから陽性になるかの基準の値です。
・陽性反応的中度とは…言葉の通り、陽性反応がでてそれが的中した割合です。
(検査で陽性だった人のうち実際にも疾病がある人の割合です)

1:陽性反応的中度の説明なので誤りです。

2:実際に疾病がない人のうち、検査でも陰性になった人の割合が特異度なので誤りです。

3:カットオフ値が高いということは血糖値が高くても陰性に分けられる人が多くなるので、疾病があって正しく陽性と出る「敏感度」は低くなります。
逆に血糖値が高めだが糖尿病でないという人も陰性になるので、陰性が正しく出ることが増えて特異度は高くなります。

4:敏感度の説明なので誤りです。

正解◎5:有病率が低いと陽性反応的中度も下がってしまうので、有病率に影響を受けることになります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
疾病有り、検査陽性:a
疾病無し、検査陽性:b
疾病有り、検査陰性:c
疾病無し、検査陰性:d
とします。

1. 敏感度とは、実際に疾病があった者のうち、スクリーニング検査で陽性であった者の割合です。
計算方法は、a/(a+c)×100(%)です。

2. 特異度とは、実際に疾病がなかった者のうち、スクリーニング検査で陰性であった者の割合です。
計算方法は、d/(b+d)×100(%)です。

3. カットオフ値とは、検査陽性の判定基準のことです。カットオフ値を高く設定すると、敏感度は低くなり、特異度は高くなります。

(例)空腹時血糖値と疾病の有無の組み合わせが、85mg/dl(有)、80mg/dl(無)、90mg/dl(有)、95mg/dl(無)、100mg/dl(無)、105mg/dl(有)の集団があると仮定します。

上記の計算式に当てはめると、
カットオフ値を90mg/dlとすると、
敏感度は2/3×100=66%、特異度は1/3×100=33%
カットオフ値を100mg/dlとすると、
敏感度は1/3×100=33%、特異度は2/3×100=66%
となります。

4. 陽性反応的中度とは、スクリーニング検査で陽性であった者のうち、実際に疾病がある者の割合です。
計算方法は、a/(a+b)×100(%)です。

5. 正解です。陽性反応的中度は、スクリーニングを行う集団の当該疾病の有病率の影響を受けます。有病率が低い集団では、陽性反応的中度も低くなります。

3
正解:5
1.敏感度は、実際に疾病にかかっている者のうち、検査で陽性と判定される者の割合のことです。
スクリーニング検査で陽性であった者のうち、実際に疾病があった者の割合は、陽性反応的中度です。

2.特異度は、実際に疾病にかかっていない者のうち、検査で陰性と判断される者の割合のことです。
スクリーニング検査で陰性であった者のうち、実際に疾病にかかっていない者の割合は、陰性反応的中度です。

3.空腹時血糖値による糖尿病のスクリーニングにおいて、カットオフ値を高く設定すると、敏感度は低く、特異度は高くなります。

4.陽性反応的中度は、スクリーニング検査で陽性であった者のうち、実際に疾病があった者の割合のことです。
実際に疾病がある者のうちスクリーニング検査で陽性であった者の割合は、敏感度です。

5.陽性反応的中度は、スクリーニングを行う集団の疾病の有病率の影響を受けます。

2
正解は5です。

1.敏感度とは、疾病を有する人のうち、検査で正しく陽性となる人の割合のことです。
 選択肢は「陽性反応的中度」の説明です。

2.特異度とは、真に疾病Aを有さない人のうち、検査も陰性になる人の割合のことです。
 選択肢は「陰性反応的中度」の説明です。

3.空腹時血糖値による糖尿病のスクリーニング検査において、カットオフ値を下げると、敏感度は高くなり、特異度は低下する。

4.陽性反応的中度は検査陽性になった人のうち、真に疾病Aを有する人の割合のことです。
 選択肢は「敏感度」の説明です。

5.陽性反応的中度は、対象集団における疾病Aの有病率によって変化します。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この管理栄養士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。