管理栄養士の過去問
第31回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問36

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1.×
右肺は、上葉、中葉、下葉の3葉に分かれています。
左肺は、上葉、下葉の2葉に分かれています。
心臓が左寄りにあるため、左肺の方が小さくなっています。

2.〇
中枢性化学受容器は、延髄腹側野に存在します。
中枢性化学受容器は、二酸化炭素分圧のモニターの役割をしています。

3.×
肺活量は、全肺気量に残気量を加えたものでなく引いたものです。

4.×
横隔膜は、吸気時に収縮します。
腹式呼吸の場合、横隔膜が収縮すると下に降りて、胸郭がそれに伴い上下に拡大し、外気が取り込まれます(吸気)。横隔膜が弛緩して狭くなると、息を吐きだすことができます(呼気)。

5.×
外呼吸は、肺胞内の酸素と血液中の二酸化炭素のガス交換です。
末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換は内呼吸のことです。

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02

正解:2

1 . 右肺は3葉(上葉、中葉、下葉)に分かれています。
 左肺は2葉(上葉、下葉)に分かれています。

2 . 中枢性化学受容器は、延髄腹側野に存在します。
 中枢性化学受容器はCO2分圧を調節します。

3 . 肺活量は、全肺気量から残気量を引いたものです。
 または、一回換気量と予備吸気量と予備呼気量を
 足したものです。

 4 . 横隔膜は、収縮する吸息運動が起こります。
 弛緩すると呼息運動が起こります。

5 . 外呼吸は、肺胞内空気と血液とのガス交換のこと
 です。
 内呼吸は、血液と組織細胞とのガス交換のことです。

参考になった数3

03

1. 右肺は3葉に、左肺は2葉に分かれています。

2. 正解です。延髄にある中枢性化学受容体で体内の二酸化炭素量を感知し、呼吸のリズムを調節しています。

3. 肺活量とは、肺の全肺気量から残気量を引いたものです。

4. 横隔膜とは、胸腔と腹腔の境界にある筋板であり、呼気時に弛緩します。

5. 外呼吸は、肺胞と血液とのガス交換のことです。末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換は内呼吸といいます。

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