管理栄養士の過去問
第32回
社会・環境と健康 問15

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問題

第32回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

保健所に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 第二次世界大戦後、初めて設置された。
  • 健康増進法に基づいて設置されている。
  • 管轄人口は、50万人以上と定められている。
  • 要介護認定を行う。
  • 食中毒発生時に、現地で疫学調査を行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1.保健所が初めて設置されたのは、1937年です。

2.保健所の設置は、地域保健法に基づいています。

3.法律では定められていません。
原則、二次医療圏(約30万人)に一箇所設置されています。

4.要介護の認定を行っているのは、市町村です。

5.食中毒発生時には、現地で疫学調査を行います。
疫学調査とは、ヒト集団を対象とし、疾患の分布、増減などを調査する方法です。

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02

正解は(5)

(1)誤り。
最初の保健所の設置は第二次世界大戦「前」の昭和12年です。

(2)誤り。
保健所は地域保健法に基づいて設置されています。

(3)誤り。
保健所の管轄人口に対する規定はありません。
保健所は地域保健法に基づき、都道府県、政令指定都市、中核市、特別区などに設置されます。

(4)誤り。
要介護認定は市町村が行います。

(5)正解。
食中毒の疫学調査は保健所業務の一つです。
他にも、
●医療機関の監視
●人口動態統計
●栄養の改善、食品衛生
●エイズ、結核、性病感染病などの予防
●歯科保健(治療も可)
●精神保健
●健康危機管理拠点
などがあります。

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03

正解.5
食中毒発生時に、現地で疫学調査を行うのは、保健所の業務で、原因の追究をします。

1.誤りです。
第二次世界大戦後ではなく、第二次世界大戦前(1937年)に設置されました。
2.誤りです。
地域保健法に基づいて設置されています。
3.誤りです。
管轄人口での決まりはありません。都道府県・政令指定都市・中核市・施工時特例市・その他指定された市・特別区に設置するようになっています。
4.誤りです。
要介護認定は、保健所ではなく市町村で行います。

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