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管理栄養士の過去問 第32回 基礎栄養学 問79

問題

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ビタミンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
ビタミンAは、エネルギー代謝に補酵素として作用する。
   2 .
ビタミンEの必要量は、飽和脂肪酸摂取の増加時に高まる。
   3 .
吸収されたビタミンB1の余剰分は、糞中に排泄される。
   4 .
ビタミンB6は、生体内の酸化還元反応に必要である。
   5 .
ビオチンは、生卵白中のアビジンと結合する。
( 第32回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問79 )
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この過去問の解説 (3件)

23
(1)×
エネルギー代謝に補酵素として作用するのはビタミンB₁です。
(2)×
ビタミンEの必要量は飽和脂肪酸摂取の時ではなく、不飽和脂肪酸の増加時に高まります。
(3)×
過剰に余ったビタミンB₁は糞中ではなく、尿中に排泄されます。
(4)×
酸化還元反応に必要なのはビタミンB₆ではなく、ビタミンCです。
(5)〇
正解です。
多量の生卵を摂取した場合にビオチンが欠乏することがありますが、加熱することによって予防できます。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
答えは(5)

(1)✖ ビタミンB群は、エネルギー代謝に補酵素として作用します。

(2)✖ ビタミンEは、不飽和脂肪酸の酸化を予防する働きをするため、不飽和脂肪酸の摂取量が高まると、必要量は増加すると考えられます。通常の食品摂取では不足の心配はないようです。

(3)✖ ビタミンB1は水溶性ビタミンですので、余剰分は尿中に排泄されます。

(4)✖ ビタミンB6は、アミノ基転移などのたんぱく質代謝、免疫機能の維持等に関わります。

(5)〇 ビオチンは、生卵白中のアビジンと結合すると、吸収が妨げられます。

4
正答は(5)。

解説
(1) エネルギー代謝に補酵素として作用するのはビタミンB2です。
ビタミンAはロドプシンの成分になるなど、目の健康に関わります。

(2) ビタミンEは不飽和脂肪酸の過酸化を抑制するため、不飽和脂肪酸の増加時に高まります。
その他、ビタミンEは抗酸化作用や細胞膜の損傷防止などに働きます。

(3) ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、余剰分は尿中に排泄されます。
ビタミンB1は、TPPとして糖質や分岐鎖アミノ酸の代謝に必要なビタミンです。

(4) ビタミンB6は、生体内のアミノ酸の代謝に必要です。
酸化還元反応に必要なのはFADはFMNとして働くビタミンB2です。

(5) ビオチンは、生卵白中のアビジンと結合します。

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