管理栄養士の過去問
第32回
応用栄養学 問99
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問題
第32回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
環境温度と身体機能の変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 低温環境では、ふるえ熱産生が起こる。
- 低温環境では、アドレナリンの分泌が減少する。
- 高温環境では、熱産生が増加する。
- 高温環境では、皮膚血管が収縮する。
- 夏季は、冬季に比べ基礎代謝量が増加する。
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この過去問の解説 (3件)
01
高温環境では、熱産生低下(筋肉の弛緩、代謝機能の低下)、熱放散促進(血管の拡張)
低温環境では、熱産生促進(筋肉の緊張、代謝機能の亢進)、熱放散低下(血管の収縮)
が起こります。
(1)〇 低温環境では、ふるえにより熱産生を促進します。
(2)✖ 低温環境では、アドレナリンの分泌が増加し、代謝を促進します。
(3)✖ 高温環境では、熱産生が低下します。
(4)✖ 高温環境では、皮膚血管は拡張し、熱放散を促進します。
(5)✖ 夏季は、冬季に比べ基礎代謝量が低下します。
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02
解説
(1) 低温環境では、身体を震わすことで熱を産生します。
(2) 低温環境では、体温を上げるためにアドレナリンの分泌は増加します。
(3) 高温環境では、体温を下げる方向に働くため、熱産生は減少します。
逆に低温環境では熱産生は増加します。
(4) 高温環境では、皮膚血管が拡張します。
逆に低温環境では皮膚血管が収縮します。
(5) 夏季は、冬季に比べ基礎代謝量が減少します。
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03
低温時、体温を上げるために熱を作り出す仕組みです。
(2)×
低温時、アドレナリン分泌は増加します。
(3)×
高温時、熱環境は減少します。
(4)×
高温時、熱産生は拡張します。
(5)×
暑い時、基礎代謝量は減少します。
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