管理栄養士の過去問
第32回
栄養教育論 問112

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問題

第32回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問112 (訂正依頼・報告はこちら)

地域で、3回シリーズの調理を含む教室を実施した。栄養教育プログラムの形成的評価である。正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 開始前のスタッフ研修で、調理の難易度を確認した。
  • 初回の収支が赤字だったので、食材料費の妥当性を検討した。
  • 最終回の食材クイズで、学習内容の定着度を確認した。
  • プログラム終了後に、参加者の家庭での実践状況を調べた。
  • プログラム終了後に、年代別の出席率を算出した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:「1」と「2」

「形成的評価」とは…
プログラムが有効な結果を導くようにプログラムの実施中に途中変更を目的として評価を行うことです。


1:正解です。
企画段階で評価を行い、プログラムの変更が必要かどうかを確認しているため適切といえます。

2:正解です。
初回の収支を評価し、2回目以降に繋げようとしているため、適しています。

3、4、5:最終回や終了後に行う評価はプログラムを途中で変更するために行うものではありません。したがって、適しません。

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02

正解は「1・2」
形成的評価とは、定めた目的を達成するために、プログラムの実施途中に行われる評価をさします。
実施途中で浮き彫りになった問題点を把握し、改善することを目的とした評価です。

1.(正)実施前に調理の難易度を把握することで、内容の見直しや調理時間の短縮など、プログラムの変更の必要性を把握することができます。

2.(正)初回の収支を評価することは、次回行う際の金銭面での見直しについて把握することができます。

3.4.5.はプログラムの実施後に行われる評価で、
『総括的評価』にあたります。

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03

正解は【1】と【2】です。

形成的評価には企画評価と経過評価があります。

1.(正)開始前に確認しているため、企画評価であり、形成的評価に含まれます。

2.(正)妥当性の検討は経過評価であり、形成的評価に含まれます。

3.(誤)学習内容の定着度を確認⇒影響評価

4.(誤)家庭での実践状況を確認⇒影響評価

5.(誤)プログラム終了後に行われたものなので、形成的評価ではありません。

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