管理栄養士の過去問
第32回
栄養教育論 問114
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問題
第32回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問114 (訂正依頼・報告はこちら)
個人の健康行動に作用する要因を生態学的モデルで捉えると、個人内、個人間、組織、地域、政策といった多層のレベルがある。大学生対象の適正飲酒の取組と、生態学的モデルの各レベルの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 学生が、サークルの先輩から適度な飲酒量の話を聞いた。 -−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 個人内レベル
- 学生が、配布された急性アルコール中毒に関するパンフレットを読んだ。−−−−−−−−− 個人間レベル
- 入学式の季節に、全学部で急性アルコール中毒防止のガイダンスを行った。−−−−−−− 組織レベル
- 大学構内での飲酒が、学則により全面的に禁止された。 -−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 地域レベル
- 大学周辺の飲食店が、急性アルコール中毒防止のポスター掲示に協力した。 −−−−− 政策レベル
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)他の人からの情報交換が行われているので『個人間レベル』となります。
2.(誤)自分自身がパンフレットを呼んで情報を得たので『個人内レベル』となります。
3.(正)全学部での取り組みなので、大学という組織による取り組みとなり『組織レベル』にあたります。
4.(誤)大学という組織によって大学全体の飲酒が禁止されたので『組織レベル』となります。
5.(誤)政策レベルは、国や県レベルでの取り組みなどがあたります。大学周辺の飲食店との連携は『地域レベル』となります。
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02
1.(誤)サークルの先輩から⇒個人間レベル
2.(誤)学生個人がパンフレットを読む⇒個人内レベル
3.(正)全学部でガイダンス⇒組織レベル
4.(誤)大学構内での飲酒が学則により全面的に禁止⇒組織レベル
5.(誤)大学周辺の飲食店⇒地域レベル
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03
1:個人間の情報交換であるため、「個人間レベル」です。
2:個人の知識の向上であり「個人内レベル」です。
3:正解です。
全学部でとあるので学校という組織の中、つまり「組織レベル」です。
4:学則により禁じられたとあるため、大学という「組織レベル」です。
5:大学周辺の飲食店までなので「地域レベル」です。
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