管理栄養士の過去問
第32回
臨床栄養学 問137
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問題
第32回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問137 (訂正依頼・報告はこちら)
神経性やせ症( 神経性食欲不振症 )の症候である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 血清トリヨードサイロニン( T3 )値の上昇
- 高カリウム血症
- 頻脈
- 食行動異常
- 活動量の低下
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この過去問の解説 (3件)
01
1:血清トリヨードサイロニン( T3 )値の低下がみられます。
2:嘔吐や下剤、利尿薬を使用している場合に、低カリウム血症が見られることがあります。
3:低代謝状態のため、徐脈がみられます。
4:正解です。
不食、大食い、隠れ食い等の食行動異常がみられます。
5:行動は過活動のことが多く、やせるために激しい運動をしている場合もあります。
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02
1.(誤)血清トリヨードサイロニン(T3)値の上昇は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)でみられる症状です。
2.(誤)栄養摂取不足や、嘔吐による腸液の喪失などにより、血清カリウム値は低下します。
3.(誤)頻脈ではなく、徐脈が認められます。
頻脈は甲状腺機能亢進症や心不全でみられる症状です。
4.(正)神経性やせ症は、食行動を中心にいろいろな症状がみられます。食行動の異常のことを摂食障害といい、食事量を過度に制限したり、それとは逆に過食して嘔吐や下剤の大量使用などにより体重が増えるのを防いだりします。
5.(誤)活動量は逆に増加することが多いです。
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03
1.(誤)血清トリヨードサイロニン(T3)値の上昇は、バセドウ病でみられる症状です。
2.(誤)神経性食欲不振症では、高カリウム血症は見られません。嘔吐や下剤、利尿薬を使用している場合に、低カリウム血症が見られることがあります。
3.(誤)神経性食欲不振症では、代謝が低下しているので、徐脈がみられます。
4.(正)不食、大食い、隠れ食い、嘔吐などがみられます。
5.(誤)神経食欲不振症では、やせることを目的とした異常な行動がみられます。体重を減らすために過剰な運動を行う場合があるため、活動量は健常者よりも増加している場合があります。
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