管理栄養士の過去問
第32回
公衆栄養学 問144
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問題
第32回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問144 (訂正依頼・報告はこちら)
最近の国民健康・栄養調査結果からみた成人の摂取量において、50歳以上が49歳以下よりも低いものである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 脂肪エネルギー比率
- 鉄摂取量
- 野菜類摂取量
- 果実類摂取量
- 魚介類摂取量
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この過去問の解説 (3件)
01
平成29年国民健康・栄養調査報告の結果から考えると、以下の通りに。
1.(正)脂肪エネルギー比率は、50歳以上は49歳以下よりも低くなっています。
2.(誤)鉄摂取量は1~6歳で最も低く、60歳代で最も高くなっています。
3.(誤)野菜摂取量は男女ともに60代が最も多くなっています。ただし、野菜摂取量の目標値である350gにはどの年代も達成していません。
4.(誤)果実摂取量は30代で最も少なくなっています。
5.(誤)魚介摂取量は、年代を重ねるごとに上昇傾向となっており、50歳以上は49歳以下よりも高くなっています。
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02
1.(正)脂肪エネルギー比率は、50歳以上が49歳以下よりも低いです。
2.(誤)鉄摂取量は1~6歳で最も低く、60歳代で最も高くなっています。
3.(誤)野菜類摂取量は、男女とも60歳代が最も多くなっています。
野菜摂取量の平均値は282.2gで、男性では30歳代、女性では20歳代で最も摂取が少なくなっています。
4.(誤)果実摂取量は、20~40代が少なくなっています。
5.(誤)魚介摂取量は、肉類と比較すると全体的に減少傾向で、特に20~40歳代で低くなっています。
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03
1:正解です。
脂肪エネルギー比率は男女ともに50歳以上が49歳以下よりも低いです。
ちなみに、50歳から年代が上がるにつれさらに低下傾向にあります。
2:鉄は男女ともに60代で最も摂取量が高いです。
3:野菜類摂取量は男女合わせた平均で60代が一番高いです。
4:果実類摂取量は男女合わせた平均で70歳以上が一番高いです。
5:魚介類摂取量は男女ともに50歳以上は49歳以下よりも高いです。
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