管理栄養士の過去問
第33回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問32

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

脳血管障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • ラクナ梗塞は、脳動脈瘤がリスク因子である。
  • 一過性脳虚血発作(TIA)は、脳出血の前駆症状である。
  • 脳出血は、頭部CTで低吸収領域として示される。
  • くも膜下出血は、症状に激烈な頭痛がある。
  • 脳塞栓は、症状発現が緩徐である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1(×)ラクナ梗塞は、窄通枝が閉塞します。高血圧が原因です。脳動脈瘤はくも膜下出血のリスク要因です。

2(×)脳出血ではなく、脳梗塞の前駆症状で、2日以内に症状が出るといわれています。

3(×)CTでは、高吸収領域です。

4(○)頭痛はかなりの激痛です。それに伴い吐き気などもあらわれます。

5(×)脳梗塞は急速に発症します。症状が突然現れるのが特徴です。

参考になった数25

02

1.✕
ラクナ梗塞とは、高血圧が原因で起こる脳梗塞のことです。
脳動脈瘤がリスク因子となるのは、くも膜下出血です。

2.✕
一過性脳虚血発作(TIA)は、脳梗塞の前駆症状です。

3.✕
脳出血は、頭部CTで高吸収領域として示されます。

4.〇
くも膜下出血になると、我慢できないほどの激痛を伴います。

5.✕
脳塞栓は、症状の出方が急激です。

参考になった数10

03

1.× ラクナ梗塞は、細い動脈がつまる小さな脳梗塞です。
  脳動脈瘤はくも膜下出血のリスク因子です。

2.× 48時間以内に脳梗塞を起こすことが多いです。

3.× 脳出血時に見られるCTの白い箇所は高吸収領域です。

4.○ 頭痛や吐き気の症状がみられます。

5.× 脳塞栓は急激に発現します。
  脳卒中の一つでマヒや意識障害を起こします。

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