管理栄養士の過去問
第33回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問42
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第33回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
免疫グロブリンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 1本のH鎖と1本のL鎖から構成される。
- 液性免疫を担当する。
- 血中に最も多く存在するのは、IgEである。
- 母乳中に最も多く存在するのは、IgMである。
- IgAは、胎盤を通過する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
2.○ 抗原に対して血液中の抗体が反応する免疫です。
3.× 血中に最も多く存在するのは、lgGです。
4.× 母乳中に最も多く存在するのは、lgAです。
粘膜における感染防御の作用があります。
5.× lgGは、胎盤を通過します。
抗菌性や抗ウイルス性の抗体の多くがIgGです。
参考になった数20
この解説の修正を提案する
02
2(○)液性免疫は別名「体液性免疫」ともいわれます。抗体や補体を中心とした免疫系で、抗体が血清中に溶けて存在します。
3(×)血清中では、IgG(70~75%)が多く含まれています。続いてIgA(15~20%)、IgM(10%)となっています。しかし、体全体では、IgAの産出が最も多いです。
4(×)母乳中にはIgAが最も多く含まれています。特に初乳に多いです。
5(×)胎盤を通過できるのは唯一IgGだけです。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
03
H鎖とL鎖はそれぞれ2本ずつから構成されています。
2.〇
B細胞から分化した形質細胞から作られる抗体によって、抗原を攻撃する役割をもっています。
3.✕
血中に最も多く含まれているのは、IgGです。
4.✕
母乳中に最も多く含まれているのは、IgAです。
5.✕
胎盤を通過するのは、IgGです。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問41)へ
第33回問題一覧
次の問題(問43)へ