管理栄養士の過去問
第33回
基礎栄養学 問76
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問76 (訂正依頼・報告はこちら)
血糖とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- アドレナリンは、血糖値を低下させる。
- グルココルチコイドは、血糖値を低下させる。
- チロキシンは、血糖値を低下させる。
- インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進する。
- 血糖値が低下すると、骨格筋におけるグルコース消費は促進される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.アドレナリンは、血糖値を上昇させます。血糖値を上昇させるホルモンとして、主にアドレナリン、グルカゴン、グルココルチコイドがあります。
2.グルココルチコイドは、血糖値を上昇させます。血糖値を低下させるのはインスリンです。
3.チロキシンは、血糖値を上昇させます。
4.インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進します。
5.血糖値が低下すると、インスリンの作用により骨格筋や肝臓、脂肪組織におけるグルコース消費は抑制されます。
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02
1…アドレナリンは血糖値を上昇させます。血糖値を上昇させる物質は、グルカゴン・カテコールアミン・グルココルチコイド・チロキシン・成長ホルモンがあります。
2…グルココルチコイドは血糖値を上昇させます。血糖値を低下させるのはインスリンです。
3…チロキシンは血糖値を上昇させます。
4…インスリンは、脂肪組織や筋肉へのグルコースの取り込みを促進させます。
5…血糖値が低下すると、インスリン分泌が減少します。インスリンにはグリコーゲン合成酵素の活性化を促すはたらきがあり、グルコースからグリコーゲンの生成が亢進しますが、この働きがみられなくなるため、血糖値低下時にはグルコース消費は促進されません。
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03
1 . アドレナリンは、血糖値を上昇させます。
2 . グルココルチコイドは、血糖値を上昇させます。
3 . チロキシンは、血糖値を上昇させます。
4 . インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進します。
5 . 血糖値が低下すると、骨格筋におけるグルコース消費は抑制されます。
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