管理栄養士の過去問
第33回
応用栄養学 問97

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問97 (訂正依頼・報告はこちら)

運動時の身体への影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 筋肉中の乳酸は、無酸素運動では減少する。
  • 遊離脂肪酸は、瞬発的運動時の主なエネルギー基質となる。
  • 瞬発的運動では、速筋線維より遅筋線維が利用される。
  • 酸素摂取量は、運動強度を高めていくと増加し、その後一定となる。
  • 消化管の血流量は、激しい運動で増加する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【4】です。

1.筋肉中の乳酸は、無酸素運動で増加します。

2.遊離脂肪酸は、長時間の運動時(有酸素運動)の主なエネルギー基質となります。瞬発的運動では、まずグリコーゲンや血液中のグルコースが利用されます。

3.瞬発的運動では、遅筋線維より速筋線維が利用されます。

4.酸素摂取量は、運動強度を高めていくと増加し、その後一定となります。

5.消化管の血流量は、激しい運動で減少します。

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02

正解は 4 です。

1…無酸素運動では、筋肉中のグルコースが乳酸に分解されます。そのため、筋肉中の尿酸は増加します。

2…遊離脂肪酸は、長時間の持続的な運動(有酸素運動)で利用されます。瞬発的運動時(無酸素運動)に主に利用されるのは、糖質です。

3…瞬発的運動で速筋繊維が利用されます。

4…酸素摂取量は運動強度を徐々に増大させると増大しますが、さらに強度を強めても一定以上増大しなくなります。このときの酸素摂取量を最大酸素摂取量といいます。

5…消化管の血流量は激しい運動で減少します。

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03

正解は≪4≫です。

1 . 筋肉中の乳酸は、無酸素運動では増加します。

2 . 遊離脂肪酸は、有酸素運動時の主なエネルギー基質となります。

3 . 瞬発的運動では、遅筋線維より速筋線維が利用されます。

4 . 酸素摂取量は、運動強度を高めていくと増加し、その後一定となります。

5 . 消化管の血流量は、激しい運動で減少します。

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