管理栄養士の過去問
第33回
臨床栄養学 問138
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
Advertisement
MENU
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
この過去問の解説 (3件)
01
1:骨吸収は、閉経後に低下する。
→骨では、骨芽細胞による骨形成と、破骨細胞による骨吸収が繰り返されています。
通常は骨形成と骨吸収のバランスが保たれていますが、閉経後は、骨芽細胞を活発にするエストロゲンが激減することで骨形成が低下するため、骨吸収が上回った状態となります。
2:骨型アルカリホスファターゼは、骨吸収マーカーである。
→骨型アルカリホスファターゼは骨芽細胞で作られるため、骨形成マーカーとして利用されます。
3:低カルシウム血症となる。
→血清カルシウム値は、副甲状腺ホルモンなどにより調整されているため、骨粗鬆症の場合にも、多くの場合正常値です。
◎4:食塩摂取過剰は、リスク因子である。
→食塩摂取過剰により、腎臓でのカルシウムの再吸収量が減少するため、カルシウムの尿中への排出が増加します。
5:治療には、ステロイド薬が用いられる。
→ステロイド薬は、骨芽細胞の働きを弱め、破骨細胞の働きを強めます。また、腸管や腎臓でのカルシウムの吸収を抑制するため、骨粗鬆症のリスクを高めます。
骨粗鬆症の治療には、破骨細胞の働きを抑制することで骨密度を増やす作用があるビスフォスフォネート製剤などが用いられます。
参考になった数24
この解説の修正を提案する
02
2 . 骨型アルカリホスファターゼは、骨形成マーカーなので×です。
3 . 血中のカルシウム濃度はフィードバックを受けて一定であるので×です。
4 . 食塩摂取過剰は、リスク因子であるので〇です。
5 . 治療には、ビスフォスフォネート系薬剤が用いられるので×です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
1 . 骨吸収は、閉経後に低下する。
×骨密度を維持するためには、骨吸収と骨形成が等しいことが重要です。閉経すると、骨吸収は亢進し、骨形成は低下するため、閉経後の骨粗鬆症発症率があがります。
2 . 骨型アルカリホスファターゼは、骨吸収マーカーである。
×アルカリフォスファターゼは,骨形成のマーカーです。骨吸収マーカーにはデオキシピリジノンなどがあります。
3 . 低カルシウム血症となる。
×低カルシウム血症が出現するのは、「骨軟化症」の特徴です。骨粗鬆症では、血清カルシウム値は基準範囲内を示します。
4 . 食塩摂取過剰は、リスク因子である。
○食塩の過剰摂取は、腎臓機能への影響があり、ビタミンDの活性化ができなくなり、カルシウムの吸収ができなくなるため、骨粗鬆症のリスクとなります。
5 . 治療には、ステロイド薬が用いられる。
×治療にはビスフォスフォネート系薬剤が広く用いられています。ステロイド薬の長期服用は骨粗鬆症を発症する副作用があります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問137)へ
第33回問題一覧
次の問題(問139)へ