管理栄養士の過去問
第33回
公衆栄養学 問148
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問148 (訂正依頼・報告はこちら)
わが国の行政組織における公衆栄養活動業務に関する記述である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 食品の安全性確保の推進は、内閣府が担っている。
- 食育推進基本計画の策定は、農林水産省が担っている。
- 特定保健用食品の表示許可業務は、厚生労働省が担っている。
- 飲食店によるヘルシーメニューの提供の促進は、都道府県が行っている。
- 疾病予防のための栄養指導は、市町村が行っている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「特定保健用食品の表示許可業務は、厚生労働省が担っている。」です。
食品の安全性確保の推進は、内閣府の食品安全委員会が担っているので〇です。
食育推進基本計画の策定は、農林水産省が担っているので〇です。
特定保健用食品の表示許可業務は、消費者庁が担っているので×です。
飲食店によるヘルシーメニューの提供の促進は、都道府県が行っているので〇です。
疾病予防のための栄養指導は、市町村が行っているので〇です。
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02
この問題は「誤っているもの」を選択します。間違えないようにしましょう。
○食品の安全性確保の推進は、内閣府の食品安全委員会が担っています。
○食育基本法・食育推進基本計画の策定は、農林水産省が担っています。
×特定保健用食品の表示許可業務は、「消費者庁」が担っています。
○飲食店によるヘルシーメニューの提供の促進は、都道府県(保健所設置市及び特別区含む)が行うことが、厚生労働省健康局の行政栄養士業務指針で示されています。
○ 疾病予防のための栄養指導は、多様化する住民ニーズへきめ細やかな対応を図るため、地域住民に身近な市町村が担っています。
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03
正解:特定保健用食品の表示許可業務は、厚生労働省が担っている。
→正しいです。
食品の安全性確保の推進を目的とする食品安全基本法に基づき設置されたのが、内閣府の食品安全委員会です。
食品安全委員会では、厚生労働省や農林水産省などの関係行政機関から独立して、リスク評価(食品健康影響評価)などを行っています。
→正しいです。
食育推進基本計画は、食育基本法に基づき、食育の推進に関する基本的な方針や目標について定めています。
食育推進基本計画の策定について、食育基本法には、農林水産省に食育推進会議を置き、
食育推進基本計画の作成及び施策の実施推進をすることと明記されています。
→誤りです。
特定保健用食品の表示許可業務は、健康増進法に基づき、消費者庁が担っています。
→正しいです。
「地域における行政栄養士による健康づくり及び栄養・食生活の改善の基本方針について(行政栄養士業務指針)」に基づく業務内容として、
「食を通じた社会環境の整備の促進」があります。
この一部として、都道府県や保健所設置市及び特別区の栄養士はヘルシーメニューの提供の促進を行うよう記載されています。
→正しいです。
健康増進法に、市町村は栄養の改善や生活習慣の改善のため、住民からの相談に応じ必要な栄養指導や保健指導を行うこと、
と明記されています。
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